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顎機能制御系はあるか、記憶・認知・全身機能との関係はあるか:fMRIを用いた証明

Research Project

Project/Area Number 21659446
Research Category

Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Prosthetic dentistry
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

市川 哲雄  徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (90193432)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉田 有里  徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (40548038)
Project Period (FY) 2009 – 2010
Project Status Completed (Fiscal Year 2010)
Budget Amount *help
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2010: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2009: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
KeywordsfMRI / 脳機能解析 / 顎位・顎運動 / ストレス / 脳波解析
Research Abstract

本研究では脳機能解析法を用いて顎機能と認知・記憶および全身機能との関連を明らかにすることを目的としているが、本年度は脳機能解析方法の中でも非侵襲的かつ空間分解能に優れたfMRIを用いるため、施設内の当該装置および機器・ソフト等の準備を行い、実際の撮影を行うことができる状態を設置している。本年度は昨年度に引き続き、予備実験を行い、fMRI解析における適切な撮像条件を決定した。モーションアーティファクトを最小限に抑えるための頭部の固定方法および刺激提示方法を模索し、決定した。被験者は矯正治療を行っていない、右利きの男女5名で、刺激呈示方法はゴーグルによる視覚刺激、3TのMRI撮像装置を用いた。この方法により被験者に(1)顎位のみを変位させたタスク、(2)顎位はそのままで顎運動を行うタスク、(3)顎位を変位させ、さらに顎運動を行うタスクを設定し、安静状態をコントロールとして、fMRI解析を行った。その結果、顎運動を伴う条件では先行文献と同じ賦活領域が認められたのに対し、顎運動を伴わない顎位の変化のみでも、小脳や海馬などの先行文献に見られる脳賦活部位が認められた。またそれらは片側的に優位な賦活部位がみられ、被験者は全員右利きであったにも関わらず、個人差も認められた。さらに被験者の習慣性咀嚼側と左右差が関連しているような傾向がみられたため、今後はさらに被験者を追加し、利き腕、習慣性咀嚼側および前歯の被蓋関係との関連について調査する必要があることが明らかとなった。

Report

(2 results)
  • 2010 Annual Research Report
  • 2009 Annual Research Report

URL: 

Published: 2009-04-01   Modified: 2016-04-21  

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