細胞組み込み型activeGTR膜を用いた硬・軟両組織の同時再生
Project/Area Number |
21659470
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Surgical dentistry
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
朝比奈 泉 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (30221039)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大場 誠悟 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 講師 (80363456)
飛田 尚慶 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (00336174)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2009: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | GBR膜 / ゼラチン / 線維芽細胞 / bFGF / BMP / 骨増生 / GTR / 硬組織再生 / 軟組織再生 / 細胞組み込み / 組織工学 |
Research Abstract |
Active GTR膜を作成するためにPLLA-PGLAを用いることにし、分子量10-20万のものを用いたが、柔軟性が高すぎ、十分な形態保持ができないことが分かった。そこで分子量20万のPLLAに分子量2000のPLLAを10%添加したところ、十分な熱可塑性と強度を有する膜を作成することができた。そこでこの膜を10%ゼラチン溶液に浸漬したのち風乾し、ゼラチンによるコーティングを試みた。次に、この膜上にin vitroで綿維芽細胞を播種したところ線維芽細胞はよく接着、進展した。さらにこの膜にbFGFを添加した後、線維芽細胞を播種したところ、旺盛な細胞増殖を認めた。そこで、この膜をラット頭蓋骨上に置き、皮層欠損を作成したが、残念ながら半数のFLLA膜は排出されていた。残存したFLLA膜も反膚で完全には被覆されていなかった。 一方、ハイドロキシアパタイトあるいはβTCP顆粒をこの膜で被霧し、ラット頭著骨上に移植したが、人工骨にBMP 10μgを添加させたものでは、旺盛な骨形成を認めたが、対照群の何も成長因子を添加しないもの、あるいはbFGF10μgを添加したものでは骨形成を認めなかった。 本来、GRR膜は何ら成長因子を使用しなくても骨形成の誘導が可能な手法であるが、今回作成したPLLA膜は本来のGBR膜といてと機能していなかった。これは形態保持を主眼に置いたため、強度が高すぎ、骨面との接触が不十分であった可能性がある。また軟組織を誘導することができなかったが、これにはPLLAとゼラチンの結合をより強固にする必要があると思われた。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)