IRSF近赤外線サーベイデータを用いたマゼラン雲固有運動の測定
Project/Area Number |
21740133
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Astronomy
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Research Institution | Japan Aerospace Exploration Agency (2010-2011) The University of Tokyo (2009) |
Principal Investigator |
加藤 大輔 Japan Aerospace Exploration Agency, 研究員 (80377910)
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Project Period (FY) |
2009 – 2011
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2011: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2010: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 光赤外線天文学 / マゼラン雲 / 固有運動 / 南アフリカ / IRSF/SIRIUS / IRSF / SIRIUS |
Research Abstract |
本研究では、IRSF 1.4m望遠鏡と近赤外線3色カメラSIRIUSを用いて得られる高角度分解能の近赤外線観測データを用い、マゼラン雲の固有運動を探る。今年度は本研究遂行2年目として、前年度に引き続いてIRSF/SIRIUSを用いてマゼラン雲の再観測をおこなった。 私は、2002年~2006年におこなったIRSFマゼラン雲近赤外線カタログ(Kato et al. 2007)から近赤外線の色を基に数千個の銀河候補を選び出し、それらの銀河が存在する視野を特定した。そして、2011年1月12日~2011年2月2日の3週間、南アフリカ天文台サザーランド観測所に滞在して大マゼラン雲の再観測をおこなった。 IRSF/SIRIUSはおよそ7分角の視野を持つ。本研究ではマゼラン雲の再観測を1000視野程度(約13平方度)おこなう計画であり、昨年度には約1ヶ月間に及ぶ観測によって、約250視野(約3平方度)の観測をおこなっている。今年度も前年度と同様かそれ以上の視野の観測を計画していた。実際には、前年度よりもやや少ない約200視野(約2.5平方度)の観測データを取得することに成功した。2年間の観測で蓄積した観測データ量は計画の半分程度に留まっているが、研究計画で述べた目標に近い精度でマゼラン雲の固有運動を測定するには充分な量の観測データを取得できた。 来年度は、前年度・今年度に取得した観測データの解析をおこない、固有運動の算出を目指す。そして、その結果を論文にまとめて公開する。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)