オートファジー調節におけるビタミンEのシグナリング機構
Project/Area Number |
21780123
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Food science
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
KARIM Md Razaul (KARIM Md.Razaul) Niigata University, 自然科学系, その他 (70535286)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2009: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
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Keywords | 抗酸化 / アンチエイジング / オートファジー / 細胞LC3比法 / 酸化ストレス / ビタミンE |
Research Abstract |
エイジングの進展とオートファジーの活性は逆相関にあると言われる。抗酸化剤であるビタミンEはアンチエイジングと関係するとみなされている。今回、単離肝細胞とラット肝癌H4-II-E細胞でビタミンEが新規の栄養性オートファジー促進因子として認められた。オートファジーの新指標である細胞質LC3比法(Cytosolic LC3 Ratio)によりビタミンEの促進効果が認められたことから、ビタミンEの作用はオートファゴソーム形成段階であるLC3転換反応に作用することが示唆された。これらの細胞では、典型的な抗酸化剤であるα-リポ酸がオートファジーを抑制し、一方H_2O_2が促進したことから、酸化ストレスはオートファジーを促進し、抗酸化効果はこれを阻止することが明らかである。今回、ビタミンEはH_2O_2による促進を阻止するのではなく、さらに増加させたことから、その作用機構としては抗酸化作用によるのではなく、別のシグナリング作用によって促進効果を持つことが示唆された。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)