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クロマチンリモデリング因子の神経細胞増殖に対する役割解明

Research Project

Project/Area Number 21800049
Research Category

Grant-in-Aid for Research Activity Start-up

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Neurochemistry/Neuropharmacology
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

味岡 逸樹  Tokyo Medical and Dental University, 准教授 (10348790)

Project Period (FY) 2009 – 2010
Project Status Completed (Fiscal Year 2010)
Budget Amount *help
¥2,756,000 (Direct Cost: ¥2,120,000、Indirect Cost: ¥636,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,313,000 (Direct Cost: ¥1,010,000、Indirect Cost: ¥303,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,443,000 (Direct Cost: ¥1,110,000、Indirect Cost: ¥333,000)
Keywords細胞増殖 / Rb / 癌抑制遺伝子 / 神経細胞
Research Abstract

申請者らのこれまでの研究で、Rbファミリーと結合するクロマチンリモデリング因子"X"が、網膜発生におけるRbファミリーの機能発揮に必須であることが明らかとなった。しかし、"X"を欠損した網膜神経細胞は、Rbファミリーを欠損した細胞と異なり、細胞周期を進めた後に増殖せず、細胞死を起こすことが明らかとなった。平成21年度は、Rbファミリーを欠損した網膜神経細胞のみが、細胞周期を進めた後に細胞死を回避するメカニズムを明らかにすることをめざした。予備的な実験から、細胞死を回避するための遺伝子群が存在し、Rbファミリーのみによってその遺伝子発現量が調節されると示唆された。したがって、出生0日目の網膜を用いて、Rbあるいは"X"の抗体を用いたChIP-on-ChIP、及び、Rbファミリーあるいは"X"を欠損した網膜を用いたDNAマイクロアレイ解析で細胞死を回避するために必須となる候補遺伝子群の同定を行った。その条件を満たす候補因子をスクリーニングした結果、その1つとして、DNA修復に必須の"Y"遺伝子が同定された。"Y"遺伝子のプロモーター領域には、Rbファミリーが結合することは既に報告されており、DNA double strand breakの修復に必須の酵素として知られている。この"Y"遺伝子は、マウス及びヒト網膜芽細胞腫細胞でも発現量が増加していたので、Rbファミリーを欠損した網膜神経細胞が細胞死を回避するために重要な役割を担っているかもしれない。引き続き、"Y"遺伝子の神経細胞増殖に対する機能解明を続けていく。

Report

(1 results)
  • 2009 Annual Research Report

URL: 

Published: 2009-04-01   Modified: 2016-04-21  

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