Construction of an Integrated Archive for Tour Performance and its Practical Application
Project/Area Number |
21H00493
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 01070:Theory of art practice-related
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Research Institution | Tokyo National University of Fine Arts and Music |
Principal Investigator |
高山 明 東京藝術大学, 大学院映像研究科, 教授 (60748333)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桐山 孝司 東京藝術大学, 大学院映像研究科, 教授 (10234402)
桂 英史 東京藝術大学, 大学院映像研究科, 教授 (60204450)
和田 信太郎 東京藝術大学, 大学院映像研究科, 助教 (80648353)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥15,210,000 (Direct Cost: ¥11,700,000、Indirect Cost: ¥3,510,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2022: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥7,540,000 (Direct Cost: ¥5,800,000、Indirect Cost: ¥1,740,000)
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Keywords | ツアー・パフォーマンス / ツーリズム / ドラマトゥルギー / ソーシャリー・エンゲージド・アート / アーカイヴ / ポストドラマ演劇 / 都市 / ワークショップ / サイトスペシフィック・アート |
Outline of Research at the Start |
本研究『ツアー・パフォーマンス研究に資する統合型アーカイヴの構築とその実践的活用』は、観客(ツアーの参加者)が都市の中を移動し指定された訪問地で視覚的・聴覚的な仕掛けを体験として提供するツアー型のサイト・スペシフィックなインスタレーションを「ツアー・パフォーマンス」と総称し、それらのアーカイヴ構築によって表現形式の物語性やポストドラマ演劇とアートプロジェクトの親和性を評価する実証的な研究である。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、ツアー・パフォーマンスを成立させる要素を「ツーリズム」と「ドラマトゥルギー」を二大要素と捉え、既存の都市ツアー(観光旅行、団体旅行、修学旅行)とこれまでのツアー・パフォーマンス(作品)を素材にしながら、都市と演劇の関係を考えるうえで不可欠なツーリズムとドラマトゥルギーの具体的な機能を探求しようとするものである。またこの研究は翻って、二つの要素がどのようにツアー・パフォーマンスを成立させているかの分析へと通じるため、ツーリズムとドラマトゥルギーについての研究であると同時に、ツアー・パフォーマンスの制作方法についての研究にもなる。最終年度となる2023年度は、ツアー・パフォーマンスのアーカイブ化に重点的に取り組んだ。具体的には過去に実施した6つのツアー・パフォーマンス《東京/オリンピック》(2007年)、《サンシャイン62》(2008年)、《完全避難マニュアル 東京版》(2010年)、《東京ヘテロトピア》(2013年)、《東京修学旅行プロジェクト》(2017年)、《新・東京修学旅行プロジェクト》(2018年)のメタデータを作成し、それらをツアー・パフォーマンス(作品)を体験していない人たちにも共有できるように展示形式に変換して発表し、その一部はウェブサイト上でも展開した。さらに東京という都市をめぐるツアー・パフォーマンスとして《東京ヘテロトピア》をモバイルアプリ作品として大幅に更新し、iPhone版に加えてAndroid版を、日本語版に加えて英語版を制作した。制作過程では多数の海外研究者を招き入れることが可能になり、、「ツーリズム」と「ドラマトゥルギー」を軸としたツアー・パフォーマンス制作のための国際的なプラットフォームの確立が実現した。研究成果は東京藝術大学にて行われた『「東京ヘテロトピア」の10年とこれから』と題した国際シンポジウムという形で公開した。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(16 results)