局所療法を融合した発展型ラジオセラノスティクス用プローブ開発研究
Project/Area Number |
21H02867
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
小川 数馬 金沢大学, 新学術創成研究機構, 教授 (30347471)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀧 淳一 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (10251927)
仁宮 一章 金沢大学, 新学術創成研究機構, 教授 (10379125)
三代 憲司 金沢大学, 新学術創成研究機構, 准教授 (60776079)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥17,290,000 (Direct Cost: ¥13,300,000、Indirect Cost: ¥3,990,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2021: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | セラノスティクス / イメージング / がん / ラジオセラノスティクス / 核医学治療 |
Outline of Research at the Start |
放射性同位元素(RI)を用いて診断治療を一体化して展開するラジオセラノスティクスは、個別化医療を実現している治療法であるが、診断・治療用RIの組み合わせは限定される。一方、核医学治療と他の局所治療法との併用はほとんど報告がないが、局所療法は相補的に機能すると考えた。そこで、本研究では、ラジオセラノスティクスを発展させるべく、通常の手法では組み合わせ不可能な核種を組み合わせたラジオセラノスティクス用プローブ開発を行い、次いで、局所療法とを組み合わせた新規プローブ開発を行い、有用性を評価する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、核医学治療と他のがん治療とを融合したプローブ開発を行い、一定の成果を得た。一例として、プラチナ抗がん剤とラジオセラノスティクスを融合させた薬剤開発を行った。シスプラチン (CDDP) は、がん化学療法に広く用いられているが、腫瘍選択性に乏しいため腫瘍特異的な薬物送達法の開発が求められている。そこで、腫瘍指向性分子のRGDペプチドにプロドラッグとして4価のPtを導入したPt(IV)-[c(RGDyK)]2を作製し、腫瘍選択性を高めることを試みた。そして、放射性同位元素で標識することで、セラノスティクス用薬剤として用いることを目指し、Pt(IV)-[c(RGDyK)]{[125I]c[RGDy(3-I)K]}を作製、評価した。Pt(IV)-[c(RGDyK)]2を細胞に暴露し、増殖阻害実験を行った結果、Pt(IV)-[c(RGDyK)]2はCDDPよりも低濃度で細胞増殖阻害能を示した。また、Pt(IV)-[c(RGDyK)]{[125I]c[RGDy(3-I)K]}を担がんマウスに投与し、体内放射能分布実験を行った結果、Pt(IV)-[c(RGDyK)]{[125I]c[RGDy(3-I)K]}は投与1時間後に腫瘍組織に高く集積 (3.5±0.5 %ID/g) した。RGDペプチドにPtを導入することにより、腫瘍特異的に集積させることを可能とし、RI標識体と組み合わせることでセラノスティクス用薬剤としての可能性が示唆された(Bioorg Med Chem 2022)。他には、光線力学療法や中性子捕捉療法とラジオセラノスティクスを融合させた手法の開発にも取り組み、一定の成果を得た(RSC Medicinal Chemistry 2022, J Med Chem 2022)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ほぼ、研究計画通りに実験を遂行し、予想した結果との乖離も少なかった。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画通り、2022年度の研究結果を基礎として、他の治療モダリティとラジオセラノスティクスとの融合を進めていく。
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Report
(2 results)
Research Products
(16 results)
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[Journal Article] Development of Radiohalogenated Osimertinib Derivatives as Imaging Probes for Companion Diagnostics of Osimertinib2022
Author(s)
Mishiro K, Nishii R, Sawazaki I, Sofuku T, Fuchigami T, Sudo H, Effendi N, Makino A, Kiyono Y, Shiba K, Taki J, Kinuya S, Ogawa K.
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Journal Title
J Med Chem
Volume: 65
Issue: 3
Pages: 1835-1847
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access
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