Project/Area Number |
21H03144
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
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Research Institution | Kyushu Dental College |
Principal Investigator |
古株 彰一郎 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (30448899)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土生 学 九州歯科大学, 歯学部, 講師 (00360058)
Addison William 九州歯科大学, 歯学部, 講師 (40845046)
佐藤 毅 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (60406494)
矢田 直美 九州歯科大学, 歯学部, 准教授 (60468022)
細見 周平 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (60554938)
永野 健一 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (60834348)
中平 光彦 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (10253353)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥16,900,000 (Direct Cost: ¥13,000,000、Indirect Cost: ¥3,900,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2022: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2021: ¥9,620,000 (Direct Cost: ¥7,400,000、Indirect Cost: ¥2,220,000)
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Keywords | 扁平上皮がん / 舌筋 / 舌筋再生 / DKK-1 / 舌がん / 骨格筋 / 骨 / 炎症 / 口腔扁平上皮がん / がん筋層浸潤 |
Outline of Research at the Start |
舌がんは粘膜下の筋層に浸潤すると予後が悪い.そのためがん細胞の筋層浸潤の制御は重要な課題であるが,そのメカニズム,特に宿主側の筋と浸潤するがん細胞との関連(がん・骨格筋連関)には不明な点が多い.本研究では,舌扁平上皮がんの新規バイオマーカーと新規治療法の確立を最終ゴールとし,実際の口腔扁平上皮がん、咽喉頭扁平上皮がん、食道扁平上皮がん患者の検体から、筋層浸潤のリスクファクターを同定する. さらに培養細胞とマウスを用いた実験から扁平上皮がんの筋層浸潤メカニズムの解明を試みる.
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Outline of Annual Research Achievements |
舌がんは粘膜下の筋層に浸潤すると予後が悪い.そのためがん細胞の筋層浸潤の制御は重要な課題であるが,そのメカニズム,特に宿主側の筋と浸潤するがん細胞との関連(がん・骨格筋連関)には不明な点が多い.本研究では,舌扁平上皮がんの新規バイオマーカーと新規治療法の確立を最終ゴールとする. 今回、われわれは舌扁平上皮癌cT1-4N0一次症例において、DKK1およびCKAP4発現と頸部リンパ節転移との関連について検討した.2015-2020年の間に九州歯科大学において全身麻酔下で手術を行った舌扁平上皮癌cT1-4N0一次症例である52例を対象に、病理組織学的および免疫組織化学的なDKK1ならびにCKAP4の発現について、潜在的ならびに後発頸部リンパ節転移との関係について検討した。対象症例のうち、潜在的頸部リンパ節転移は4例、頸部リンパ節への後発転移は16例に認められた。これらの頸部リンパ節転移に関係する因子として、病理組織学的に脈管侵襲および神経周囲浸潤が、免疫組織化学的にはDKK1およびCKAP4の高発現が関係している傾向にあった。cT1-4N0舌扁平上皮癌症例における頸部リンパ節転移に係る因子として、DKK1およびCKAP4の共発現の有無が、頸部リンパ節転移の予測因子として活用できる可能性が示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ヒトサンプルの解析が予定通り進んでいるため.
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Strategy for Future Research Activity |
舌がんの舌筋内浸潤にともなって,舌筋の新生がおこることを突き止めている.さらに,舌がんは高齢者に多いことを踏まえて,高齢マウスに舌再生モデルを作製し,単一細胞レベルで再生過程のトランスクリプトームを同定する.
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