AIを搭載した臨床看護師のための家族看護学習管理システム(LMS)の構築
Project/Area Number |
21H03225
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University (2022-2023) Osaka Prefecture University (2021) |
Principal Investigator |
中山 美由紀 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70327451)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 敦子 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 講師 (00844226)
城戸 楓 奈良県立医科大学, 医学部, 研究助教 (40749256)
阿川 勇太 大阪総合保育大学, 児童保育学部, 講師 (80846543)
九津見 雅美 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (60549583)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥16,640,000 (Direct Cost: ¥12,800,000、Indirect Cost: ¥3,840,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2022: ¥6,630,000 (Direct Cost: ¥5,100,000、Indirect Cost: ¥1,530,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
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Keywords | 家族看護学 / 学習管理システム / AI |
Outline of Research at the Start |
地域包括ケアシステムの構築により家族に期待される役割は複雑化してきたため、看護師は家族に対する看護において困難感が生じる場面が増加することが予想される。看護師の家族看護実践における困難感に対する支援として、困難に対応する能力を高めることが必要である。看護師の家族看護学に関する教育背景や経験は異なることから、看護師の個別性に応じた困難に対応する能力を高める学習支援を行うことが必要と考える。そこで本研究ではAIを搭載した家族看護学習管理システム(LMS)を開発し、その効果を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、家族看護学習管理システム(LMS)の評価尺度の開発とそのLMSのプログラムについて検討を行った。 家族看護学習管理システム(LMS)の評価尺度を開発するために、2021年度に実施した家族支援専門看護師が認識している一般看護師の家族看護実践の内容と困難感で明らかになった項目と文献などから検討しアイテムプールを作成した。家族支援専門看護師6名から質問項目の表現の適切性と内容の明確さ、回答のしやすさ、追加すべき質問項目の有無についての検討を行い尺度案の作成をした。その作成した尺度案について、現在病院で勤務している500名の看護師対象に、家族看護実践自己評価尺度と家族看護に関する困難感尺度の信頼性と妥当性を検証するために調査を実施した。家族看護実践自己評価尺度は「家族をシステムとしてとらえた実践」「家族への理解を深める実践」「家族の意思決定支援」「家族看護過程に沿った実践」の4因子となり、家族看護に関する困難感尺度は「課題を抱える家族への支援の難しさ」「家族理解の難しさ」「意思決定支援の難しさ」「家族アセスメントと個別性に応じた支援の難しさ」「家族看護を行う時間の確保の難しさ」の5因子に分類できた。尺度全体および下位尺度のCronbachのα係数は0.9以上あり、信頼性は証明することができたが、家族看護に関する困難感尺度の基準関連妥当性は十分とは言えないが、分析を洗練させ、2023年度に公表する予定である。 また、家族看護LMSのプログラムの内容に関して検討を行い、LMS作成の業者選定などを行った。本年度中に初期LMSを作成予定であったが、業者選定など時間を要したため、作成が遅れ、次年度の持ち越すことになった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
家族看護学習管理システム(LMS)に組み入れる尺度の開発のための調査が、調査実施施設の状況により、開始が遅れた。そのため、家族看護LMSのプログラムの内容についての検討やLMS作成の業者選定などが遅れた。本年度作成予定であった家族看護初期LMSの作成を行うことができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
家族看護初期学習管理システム(LMS)の作成は、業者とも会議を重ねているので、本年度当初から取り組むことが可能である。LMSの内容に関しても、まだ検討を重ねる必要があるが、開発した評価尺度を組み込み、内容を充実させ、2023年度の初期LMSを完成させ、2024年度の運用し、その効果を検証できるように推進する。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)