Perceptual Design of Signs - Beyond the Constraints of Physicality
Project/Area Number |
21H03766
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 90010:Design-related
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Research Institution | Future University-Hakodate |
Principal Investigator |
岡本 誠 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 特命教授 (90325887)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋田 純一 金沢大学, 融合科学系, 教授 (10303265)
小野 哲雄 北海道大学, 情報科学研究院, 教授 (40343389)
伊藤 精英 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (90325895)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥17,030,000 (Direct Cost: ¥13,100,000、Indirect Cost: ¥3,930,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥4,940,000 (Direct Cost: ¥3,800,000、Indirect Cost: ¥1,140,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
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Keywords | 感覚代行 / 知覚デザイン / 気配 / 視覚障害 / 聴覚障害 / 体性感覚 / ユーザインタフェース |
Outline of Research at the Start |
本研究は,視覚・聴覚障がい者が体性感覚を拡張して空間認識や音空間の認識を形成できる環境知覚のUIを研究する.① 環境の気配を伝えるUI,② 空間認識のUI,③ 音空間の認識のUIに分かれている.環境の気配を伝えるUIに関しては,文献調査やプロトタイプを用いた基礎研究を始める,空間認識装置と音空間の認識装置は,従来の研究を土台にして社会で使える技術として検討を加えて行く.
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Outline of Annual Research Achievements |
1)共創環境の整備:視覚障害者や聴覚障害者の当事者と共創を行うために、国立障害者リハビリセンター(函館市)や本学の学生で障害を持った学生と協働して研究する体制を整えた. 2)気配の基礎研究:障害者の方にインタビューすると,気配について関心を持つ人も多い.しかし,それぞれの気配の体験は多様である.気配は,a.ある感覚器官が障害を持つと他の器官が鋭敏になり得られた能力, b.外界の多様な環境情報の変化を統合する知覚能力, c.磁気や電気あるいは準静電界や空気の動きや放射熱が気配の形成に関係すると考えられる.次年度は,複数の感覚を同時に提示して気配のメカニズムを解明していきたい. 3)ランドスケープやサウンドスケープ認識装置のUI:距離センサー(超音波)と奥行きを表す出力部を一体にしたUIユニットを制作した.距離感を奥行きに割り当てることまではできたが、振動の強弱や持ち方に課題が見つかった.気配を構成する要素(影、耳に聞こえない低周波)を同時に手に提示する機構までは完成した.次年度は,視覚障害者が距離やその他の気配を感じるUIユニットの開発を急ぐ.伸縮する素材で連結されテンセグリティ(フラーの提唱した張力材と圧縮材を組み合わせた構造体)も試作したい.聴覚障がいの学生をメンバーに加え,インクルーシブデザインアプローチでサウンドスケープUIのデザインを行った.頭部で感知した音を元に両腕につけた振動子を振動するUI装置,M5スタックを使って当事者が自ら音を光で表現するUI装置などを完成させた. 4)新たな研究と研究成果の発表:動物の知覚特性を体感する装置(ELEPHONE)が完成した.研究成果は国内外の学会やデザイン展示会への発表を行なった.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
障害者や関係者が共創的にものづくりを進めるのが,この研究の特徴であるが,コロナの影響で人が集まって活動することがしばらくできなかった.オンラインツールを使って準備を進めたが,ようやく対面で活動する機会が増えてきて,開発は進み始めた.しかし,研究成果の発表は遅れてお,次年度は積極的に発表に取り組む.
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Strategy for Future Research Activity |
1)共創環境の整備:国立障害者リハビリセンターと設立した「くらしのデザインラボ」を活かして,研究のネットワークを広げていく. 2)気配の基礎研究:障害者の方にインタビュー,関連研究者との議論を深め,複数の試作計画を立てる.感覚を生成する可能性のある複数の刺激を同時に提示して気配のメカニズムを解明したい.試作を繰り返し反応を身体で感じるを繰り返すように進める. 3)ランドスケープ認識装置のUI:昨年度作成した距離センサー(超音波)と奥行きを表す出力部を一体にしたUIユニットをを再評価し,改良を加えていく.距離感をるたえる振動の強弱や持ち方に課題を改善し.気配を構成する要素(影、耳に聞こえない低周波)を同時に手に提示する機構を完成させる.伸縮する素材で連結されテンセグリティ(フラーの提唱した張力材と圧縮材を組み合わせた構造体)も試作したい. 4)サウンドスケープ認識装置のUI:聴覚障がいの学生は,サウンドスケープUIの改善を行う.また,頭部で感知した音を元に両腕につけた振動子を振動するUI装置は,課題を改善し,気配を構成する要素(光、耳に聞こえない低周波)を同時に手に提示する機構を完成させる. 5)研究成果の発表:研究成果は国内外の学会やデザイン展示会への発表を行う.海外の大学とも研究交流を図る.
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)