Project/Area Number |
21H03890
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1170:Education, sociology of education-related
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
Ryuno Miyo 鹿児島大学, 教育学部, 技術専門職員
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥410,000 (Direct Cost: ¥410,000)
Fiscal Year 2021: ¥410,000 (Direct Cost: ¥410,000)
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Keywords | コンポスト肥料 / 学校給食 / 総合的な学習の時間 / 食品廃棄物 / コンポスト |
Outline of Research at the Start |
環境省は、学校給食調理施設についても食品廃棄物を継続的に発生させている主体の一つと考え、3R促進事業の後押しを行っている。その一環としてコンポストが利用されているが、正確な施肥基準が設けられていないため、実際の栽培活動では、生育が保障される市販の肥料を使ってしまうのが現状である。コンポスト肥料の施肥量が確立され、コンポスト肥料だけで野菜や花がよく育てば、学校全体でコンポスト作りが積極的に行われ、学習教材としてだけでなく、肥料代や残飯の処理費の削減にもつながり、最終的には学校給食からの食品廃棄物も減少できるのではないかと考えた。
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Outline of Final Research Achievements |
ラディッシュにおいては、播種後2週間までは化成区の生育が良く、3週間目より生育の増加がみられなかった。また、収穫量については、残飯投入量は400g>600g>800gの順に、肥料投入量は1:5>1:2>1:1の順に高い値を示した。特に、週400g1:5のコンポスト区は3週間目からの生育が著しく高く、収量が化成区に比べ5倍ほど大きかった。 マリーゴールドにおいては、草丈は化成区とコンポスト区には違いが少なかったが、花数には違いがあり、コンポスト400g1:5区、600g1:5区、600g1:2区は化成区に比べ約1.5倍の花が咲いた。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
コンポストの施肥基準が確立できれば、教育現場での栽培活動や緑化活動で積極的に取り入れられ、学校全体でコンポストを作り取り組むことができる。給食で生じた食品廃棄物の削減が可能となり、給食調理施設での3R促進活動につなげることができる。
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