Project/Area Number |
21H04711
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 38:Agricultural chemistry and related fields
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
高山 誠司 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70273836)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2022-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥42,120,000 (Direct Cost: ¥32,400,000、Indirect Cost: ¥9,720,000)
Fiscal Year 2021: ¥15,340,000 (Direct Cost: ¥11,800,000、Indirect Cost: ¥3,540,000)
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Keywords | 植物 / 有性生殖 / 自家不和合性 / 種間不和合性 / 情報伝達 |
Outline of Research at the Start |
植物には、昆虫等により運ばれてくる雑多な花粉の中から「同種」かつ「非自己」の花粉とのみ選択的に受精する巧妙な仕組みが存在する。アブラナ科植物の雌ずいの表層細胞では、同種と異種の花粉を識別する仕組み(種間不和合性)と自己と非自己の花粉を識別する仕組み(自家不和合性)が同時に機能していることが明らかになりつつある。本研究では、それぞれの仕組みの理解の深化を図ると共に、花粉選択の統合分子モデルを提唱することを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
アブラナ科植物の花粉選択の統合分子モデル提唱に向けて、以下の3課題の解明を進めた。 1)異種花粉排除の分子機構解明:新たな種間不和合性関連遺伝子の同定を目的として、シロイヌナズナの野生系統と複数のアブラナ科植物系統間の相互交雑実験を進め、GWASにより異種花粉の排除に関わる座位を複数同定した。さらに、トランスクリプトーム解析を中心に候補遺伝子の絞り込みを実施した。 2)自己花粉排除の分子機構解明:自家不和合性の情報伝達系の解明を目的として、自家不和合性の雌ずい因子SRK遺伝子を導入した細胞系の作出を試みたが、SRKを恒常的に発現する細胞は得られず、何らかのサイレンシング機構が機能している可能性が考えられた。 3)同種花粉受諾の分子機構解明:独自に開発した和合受粉レポーター系を用いて、遺伝学的に同種花粉受諾反応に異常を示すシロイヌナズナ変異株の探索を進めた。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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