データ駆動型ネットワーク解析による地熱エネルギーの社会受容性評価
Project/Area Number |
21H04937
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 64:Environmental conservation measure and related fields
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Research Institution | Hachinohe National College of Technology (2022-2024) Tohoku University (2021) |
Principal Investigator |
土屋 範芳 八戸工業高等専門学校, その他部局等, 校長 (40207410)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 杏奈 東北大学, 流体科学研究所, 准教授 (60796449)
WANG JIAJIE 東北大学, 環境科学研究科, 助教 (60875467)
平野 伸夫 東北大学, 環境科学研究科, 助教 (80344688)
窪田 ひろみ 東北大学, 環境科学研究科, 特任准教授 (80371516)
TRENCHER GREGORY 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (90802108)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥42,640,000 (Direct Cost: ¥32,800,000、Indirect Cost: ¥9,840,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2023: ¥7,800,000 (Direct Cost: ¥6,000,000、Indirect Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2022: ¥9,230,000 (Direct Cost: ¥7,100,000、Indirect Cost: ¥2,130,000)
Fiscal Year 2021: ¥20,410,000 (Direct Cost: ¥15,700,000、Indirect Cost: ¥4,710,000)
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Keywords | 地熱エネルギー / 再生可能エネルギー / 社会受容性 / 社会アンケート / データ駆動 / 地域創生 / 水素製造 / ステークホルダー / 温泉利用 / 社会行動 / Agen Based Model / 地熱発電 / ベイズ推定 / ネットワークモデル / 温泉発電 / 温泉 / Agent Based Modeling |
Outline of Research at the Start |
温泉地やその地域の地熱資源の自然科学的特徴,山間部,都市近郊などの温泉地の地理的特徴並びに地域社会のNW構造・団体や属性別社会心理的特徴などの社会NWモデルを定量的に示し,データ駆動型のパラメータ設定(機械学習)により社会NWモデルの最適化・精緻化を行い,温泉-地熱資源と地域社会の関係を定量的モデルとして可視化する.この社会NWモデルを用いて地域と温泉-地熱が共生できる合意形成のプロセスを明らかにし地熱エネルギー利用の為の社会受容性並びにSLO獲得の為の思考実験シミュレータを開発する.これを用いて科学的知見と合意形成及び地域固有の意見伝搬特性等を解析し社会受容性評価と向上プロセスを明らかにする
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は,1) 自然科学的データ(温泉-地熱資源評価),2) 社会科学的データ(社会アンケート),3) 社会ネットワーク(NW)モデル,4)思考実験シミュレータ を行った.1)では,MT法とTL法から温泉資源の特徴を明らかにするための基礎データを取得し(秋田県湯沢市,秋田県仙北市,岩手県八幡平市ほか).2)では秋田県仙北市と青森県八戸市において,対面形式(仙北市)ならびにLINEグループを用いたオンラインアンケート(仙北市,八戸市)を行った.仙北市のLINREグループは仙北市が管理している市民全体を網羅したLINEグループではあるが,SNSの利用に慣れている一定の年齢以上のグループから構成されている.また,八戸市では,八戸高専の学校内グループを利用して,若年層を対象とした再生可能エネルギー,また水素エネルギーに対する意識調査を行うことができた.3)では,社会NWモデルは,ABM(Agent Based Modelling)に基づくモデル化の基礎的検討を行い,これらの結果をもとにして,各地域の自然的特性と社会的特性を最適化した社会NWモデルを構築し,このモデルでの社会受容性の時間発展(情報伝達,合意形成,SLOの獲得など)の,統計学的データ整理を行った.4)については,各種のソースコードを比較検討し,プログラムの整理を行った..
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度末に当初予定はほぼ終了し,繰り越しの計画通りであった.
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度の実績報告につながっている.
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)