Project/Area Number |
21J13539
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 61060:Kansei informatics-related
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Research Institution | Kunitachi College of Music |
Principal Investigator |
桶本 まどか 国立音楽大学, 音楽研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2021-04-28 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2022: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2021: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 音楽音響 / 音楽知覚認知 / MIR / 信号処理 |
Outline of Research at the Start |
”楽曲の感動遷移モデル”とは,人が音楽聴取時における感動が時系列的にどのように遷移するかということを表すものである.本研究では,感動遷移と音響特徴量との関係を明らかにし,最終的には,楽曲の音響特徴量から感動遷移を推定するモデルを開発する.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題「音響特徴量に基づいた音楽聴取者の感動遷移モデルの推定」は,音楽聴取時における感動が時系列的にどのように遷移するのかを表したモデルを“楽曲の感動遷移モデル”と呼称し,このモデルを解明しコンピュータによる自動推定を行なうというものであった.本研究課題は,①聴取実験,②音響パラメータの設計,③コンピュータによる推定の3つの事項を行なう必要がある研究課題である. 昨年度については,「①聴取実験,②音響パラメータの設計,③コンピュータによる推定という3つの項目を達成する必要がある.②の音響パラメータの設計等については,おおむね順調に進行しているものの,①の聴取実験がCOVID-19の流行もあり,遅延している.」と報告を行なった.本年度についても同様にCOVID-19の流行の影響のため,①の聴取実験を行なうことができなった. ①の聴取実験は準備を進めていたものの,実施を行なうことができず,聴取者の感情遷移を取得することができなった. ②の音響パラメータの設計については昨年度に引き続き音響パラメータの設計を行なうとともに,拍時刻に関する音響パラメータの取得法について,LSTM(Long Short-Term Memory)を用いて音の音圧レベルなどを説明変数,拍時刻を目的変数として,時系列を考慮した場合の推定方法について検討を行なった. ③については,①の聴取実験ができた場合に向けてLSTMなどの手法を適用するための調査検討を行なっていたものの,実際のデータがないためなかなか検討が進まなかった.
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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