Project/Area Number |
21J15882
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 44050:Animal physiological chemistry, physiology and behavioral biology-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
中川 峻平 京都大学, 薬学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2021-04-28 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2022: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2021: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 概日時計 / 加齢性早朝覚醒 / N型糖鎖修飾 / GPCR |
Outline of Research at the Start |
加齢により早朝覚醒などの睡眠障害が引き起こされ睡眠の質と量が低下することは高齢者が抱える重大な問題の1つであるが、その原因となる分子メカニズムは全く分かっていない。このような中、申請者のこれまでの研究から、加齢性早朝覚醒メカニズムの原因が体内時計中枢に高発現するオーファン受容体GPR176の翻訳後修飾を介した体内時計調節機構の加齢性機能不全にある可能性が浮上してきた。そこで、本研究では、申請者の発見をもとに、生体リズム調節能を持つGPR176への糖鎖修飾やその他の翻訳後修飾を介した機能の加齢性変化に着目して加齢性早朝覚醒メカニズムの解明に挑む。
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Outline of Annual Research Achievements |
ヒトは年を取ると朝早起きになり睡眠の質と量の低下を感じるようになるが、その背景にある分子メカニズムは不明である。このような中、申請者はノックアウトによって早朝覚醒フェノタイプを示すオーファン受容体GPR176がN型糖鎖修飾を受け、同修飾によってGPR176の細胞内におけるタンパク質発現量と基礎活性が制御されることをマウス及びヒトのGPR176を用いて明らかにした。そこで申請者は、体内時計の中枢をコントロールするオーファン受容体GPR176のN型糖鎖修飾に着目した加齢性変容メカニズムの解明に向けた研究を計画した。これまでに申請者はマウスSCNにおけるGPR176のタンパク質発現リズムが加齢よってどのような影響を受けるのかを検証するために、恒暗条件下でマウスよりサンプリングしたSCNを用いてウエスタンブロッティング法による解析を行い、SCNにおけるGPR176のタンパク質発現を検出することに成功した。これにより恒暗条件下で4時間ごとに24時間に渡って若齢及び老齢マウスのSCNをサンプリングすることで、GPR176のタンパク質発現リズムを検出することが可能となった。さらに申請者はGPR176の基礎活性がN型糖鎖修飾以外の翻訳後修飾によっても制御され得ることを明らかにし、この翻訳後修飾を介したGPR176基礎活性制御機構が加齢によりどのような影響を受けるのかを解明することで、加齢性変容メカニズムの解明に向けた手がかりとなることが期待できる。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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