Project/Area Number |
21K00650
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
|
Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
梁 志鋭 豊橋技術科学大学, 総合教育院, 准教授 (80648262)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
|
Keywords | 英文読解 / 第二言語 / 眼球運動 / モデル / 個人差 / 読解力構成技能 / テキストの特性 |
Outline of Research at the Start |
読解の際、読み手は、たとえば、文中のある特定の単語に目を留めたり、ある単語から別の単語へ視線を移動させたり、1つの単語へ複数回目を留めたりなど、様々に視線を動かしている。こうした読み手の視線の動きは眼球運動と呼ぶ。英語を母語とする読み手が行う読解時の眼球運動に関する研究は従来から進んでおり、彼らがどのように視線を動かすかについてはモデル化されている。本研究は、こうした英語母語話者の眼球運動制御に関するモデルが日本人英語学習者の英文読解時における眼球運動制御に対しても応用できるかを明らかにすることを研究目的とする。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、研究代表者がこれまでの科研課題(課題番号:25770203、16K16887、18K00760)で収集してきた英語学習者および母語話者の英文読解時の眼球運動データと学習者の読解力構成技能(例:語彙知識)に関するデータをもとに、日本人英語学習者と英語母語話者の読解プロセスは同じ理論的な枠組みおよびモデルで説明できるか否かについて、日本人英語学習者の読解力構成技能と関連づけて検証することを目的とする。 昨年度に引き続き、本年度も新型コロナウイルス感染症の拡大の影響が続いたため、本課題は予定通り進められなかった。 最新の第2言語の読解研究では、第2言語の読み手の読解時の眼球運動と文レベルでのテキストの特性との関連は次第に明らかにされてきており、本年度は主にこうした最新の文献研究の知見をまとめていた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、本課題の研究は予定通り進められなかった。現在は、最新の文献研究を中心に、先行研究の知見をまとめ、研究発表や論文の執筆の準備をしている。
|
Strategy for Future Research Activity |
2023年度はコロナの影響が落ち着くと予想するため、今後、積極的に研究者同士との交流・情報交換のため学会へ参加する予定である。なお、学会での研究発表および論文の執筆を行う予定である。
|