Project/Area Number |
21K00766
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
|
Research Institution | Hiroshima City University |
Principal Investigator |
渡辺 智恵 広島市立大学, 国際学部, 教授 (80275396)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青木 信之 広島市立大学, 国際学部, 教授 (80202472)
池上 真人 松山大学, 経営学部, 教授 (60420759)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
|
Keywords | 英語eラーニング / 質保証 / 英語学習 / LMS / 学習質保証 |
Outline of Research at the Start |
近年、英語教育においてeラーニングを取り入れている大学が増えているが、コロナ禍の中、さらに増加する傾向にある。eラーニングも含めたオンライン授業の導入については、大学に限らずすべての教育組織において、対面授業と同等以上の学習質保証が可能かどうかが大きな懸念材料となっている。 本研究では、英語eラーニングの学習質保証という観点において、LMSにおける管理と教師自身の管理がどのようになされているか、学習データ、教師や学生の側からもそれが有効な形となっており、さらには自律的な学習につながっているかなど、管理と自主性における最適解を探ることを目的とする。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本年度(令和年度、2022年度)は、単位取得授業に英語eラーニングを用いている大学を対象として、現地調査及びアンケート調査を用いて、1)使用してい る英語eラーニングシステムのLMSについて、どういった学習管理機能を装備しているかを調査する、2)それらの機能や残された学習記録が実際に学習管理にど のように活用されているかについて、また教師や管理者がLMSとは別にどのような学習管理を行っているのかについても、教師や管理者から聞き取り調査を行う 予定としていたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、現地調査を行うことが現実的ではなかった。したがって、現地調査は来年度に延期することと し、本年度はまず、大学ホームページに掲載されている授業のシラバス情報を調査することにより、正規の英語授業で英語eラーニングを活用している大学はど こでどの程度あるか、実際に使用されている英語eラーニングシステムは何か、どのような授業形態で英語eラーニングシステムが使用されているか(完全自習 型、一斉授業型、ブレンディッド型、宿題型など)、英語eラーニングで収集される教材消化率や正解率などの学習データが成績評価にどのように反映されてい るか、TOEIC等の標準化テストは活用されているか否かなどを事前調査することとした。今年度は中国地方にある大学について行い、現在その調査結果を取りまとめているところである。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
上述のとおり、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、現地調査を行うことが現実的ではなかった。したがって、現地調査は来年度に延期することとし、 本年度は、中国地方にある大学のホームページに掲載されている授業のシラバス情報を調査することにより、正規の英語授業で英語eラーニングを活用している大学はどこで どの程度あるか、実際に使用されている英語eラーニングシステムは何か、どのような授業形態で英語eラーニングシステムが使用されているか(完全自習型、一 斉授業型、ブレンディッド型、宿題型など)、英語eラーニングで収集される教材消化率や正解率などの学習データが成績評価にどのように反映されているか、 TOEIC等の標準化テストは活用されているか否かなどを調査することとした。
|
Strategy for Future Research Activity |
現在、中国地方にある大学のホームページに掲載されている授業シラバスを調査した結果を取りまとめているところであり、次年度に行う予定の現地調査の基礎資料とする予定である。当然のことながら、シラバスには本研究の中心的な課題である不適切な学習行動の防止や学習の質の担保といった点が言及されていることはほとんど なかったため、こういった点を中心に現地調査を実施する予定である。
|