Project/Area Number |
21K01701
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 07080:Business administration-related
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Research Institution | Edogawa University |
Principal Investigator |
安田 英土 江戸川大学, 社会学部, 教授 (40327242)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | グローバル・イノベーション / R&D国際化 / 研究開発システム / グローバルR&D / R&D最適化 / 日本企業 |
Outline of Research at the Start |
現在、多くの日本企業は国内外でR&D(研究開発)活動に取り組んでいる。R&D活動は集中的、より大規模に実施する方が効率的とされる。それにも関わらず、多数の日本企業が海外でもR&D活動に取り組んでいる。このように国内外に分散したR&D活動を最も効率的に行うためには、どのような体制をとることが望ましいのだろうか。本研究では、日本企業にとって最も効率的な国際的研究開発体制のあり方を、定量的・定性的DATAを用いた分析から明らかにすることを試みる。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度については、引き続き、研究用データの収集を中心に取り組みを進めた。日本企業の国内技術開発部門や研究所責任者等にインタビュー調査を行い、研究開発システムの実態把握に努めた。加えて、海外R&D拠点の聞き取り調査も実施し、先行的な調査と情報収集は進展したと言える。また、これまでの取り組みをまとめた学会発表を行うと共に、予備的分析を行った結果を紀要に公表した。 (1)情報収集については、関連文献の調査を実施した。さらに、2023年度組織学会研究発表大会と研究・イノベーション学会第38回学術年次大会に参加し、本研究に関連する研究報告の情報収集を行った。 (2)既存データの整理については、昨年度に作成した分析用データベースに、国内外のインタビュー調査等によって得られた追加的なデータも加え、さらなる充実を図った。今後、本研究計画を遂行することにより、新たなデータを収集し、本研究計画の分析に必要なデータベースを構築することにしている。 (3)本研究計画の予備的な分析として、国内R&D活動の国際化、いわゆる「内なる国際化」についてR&D活動の視点から検討を行った。この結果は、「多様性を活かすR&D マネジメントの研究―日本企業における外国人研究者・技術者の雇用調査を通じた分析―」としてとりまとめ、江戸川大学紀要第34号掲載されている。なお、この分析の試行的な分析結果については、研究・イノベーション学会第38回学術年次大会で報告を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者の諸事情により、当初計画に比べて研究取り組みが遅れている。研究取り組みの遅れの理由として、研究時間の確保が十分にできなかった面もあるが、依然として海外調査が困難な地域等が存在する事も影響している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、これまでの遅れを取り戻すべく、研究計画の取り組みを鋭意進める予定である。昨年度は予備的な情報収集とは言え、国内外の日本企業R&D担当者に直接インタビューする機会を得た。今年度はさらに調査を進め、分析に必要なデータを取り揃え、分析結果の取り纏めを行うことを目指したい。
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