管理会計システムによるマネジャー・従業員の態度変容に関する研究
Project/Area Number |
21K01807
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 07100:Accounting-related
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
末松 栄一郎 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (60276673)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
日置 孝一 神戸大学, 経営学研究科, 経営学研究科研究員 (60509850)
三矢 裕 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (00296419)
佐久間 智広 神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (40756821)
早川 翔 流通科学大学, 商学部, 准教授 (40844709)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 管理会計 / 認知 / フレーミング効果 / 業績フィードバック / 財務指標・非財務指標 / 実験 / 説得 / 態度変容 / 管理会計システム / 財務・非財務情報 |
Outline of Research at the Start |
本研究では,管理会計システムが提供する情報を,心理研究が明らかにしてきた態度変容をもたらす説得の諸要因(例えば,情報の論拠の強さ,情報の複雑さ,情報の受け手の認知欲求の違いなど)に分解し,管理会計情報がなぜマネジャー・従業員の行動選択を上司が期待する方向に促すことができるのか(あるいは,できないのか)をシナリオ実験によって検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の研究目的は,財務・非財務情報など多様な情報をマネジャー・従業員に提供する管理会計システムにおいて,情報の種類,情報の伝え方によってマネジャーや従業員がどのような態度変容を起こすのかを明らかにすることである。研究目的に変更はない。 財務・非財務情報をマネジャーや従業員に提供することによって、マネジャーや従業員がどのような態度をとるのかを検証する2種類の実験を実施した。そのうち1つの実験については日本原価計算研究学会にて報告した。もう1つの実験は実験結果を分析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画していた2種類の実験を実施し、そのうちの1つは日本原価計算研究学会で口頭報告した。もう1つは、実験結果を分析中である。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度の日本原価計算研究学会で口頭報告した研究をさらに深化させ、2024年度にはヨーロッパ会計学会にて発表予定である。 現在、実験結果を分析中のもう1つの研究についても、2024年度中に学会報告を予定している。 これら2つの研究成果については、国際学術誌への投稿を計画している。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)