Project/Area Number |
21K01948
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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Research Institution | Saitama Prefectural University |
Principal Investigator |
臼倉 京子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (90433169)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
常盤 文枝 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (00291740)
佐藤 満 昭和大学, 保健医療学部, 客員教授 (10300047)
小池 祐士 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (10610694)
菊本 東陽 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (30550735)
金 さやか 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (50736585)
張 平平 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (90436345)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 通所介護 / 社会的自立 / 意向 / 生活行為 / マネジメント / 自立支援 / 機能訓練 |
Outline of Research at the Start |
通所介護では,ADL自立支援に重きが置かれ,主体性や社会参加といった社会的自立支援については十分解明されていない.そこで,本研究では,通所介護における要介護高齢者の機能訓練の質を高めるために,主体性を伴い社会的な自立を促進する総合的な自立支援型機能訓練マネジメントモデルを構築することを目的とする.そのために,通所介護において,Ⅰ.要介護高齢者の社会的自立を促進する総合的な自立支援型機能訓練マネジメントモデルを展開し,Ⅱ.当該モデルの効果検証を実施し,効果的なサービス提供の方略を提案することを計画する(2021~2023年).成果として,通所介護の質を高め要介護高齢者の社会参加の促進を期待する.
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Outline of Annual Research Achievements |
当研究では,通所介護における要介護高齢者の機能訓練の質を高めるために,主体性を伴う社会的な自立を促進する総合的な自立支援型機能訓練マネジメントモデルを構築することを目的とする.成果として,通所介護の質を高め,要介護高齢者の社会参加を促進することが期待される. 2023年度は,Ⅰ.自立支援型機能訓練マネジメントモデル案の展開,Ⅱ.自立支援型機能訓練マネジメントモデルの効果検証,Ⅲ.通所介護における社会的自立支援に関する実態調査を実施した. Ⅰ.自立支援型機能訓練マネジメントモデル案の展開:当研究にて考案した自立支援型機能訓練マネジメントモデルの特徴は、PDCAの前にSurveyを設け、Planの繋がりを重視している点である.【Survey】では,利用者が望む生活行為を明確にすることとその生活行為の課題分析を行った上で,次の【Plan】に結び付けて,参加・活動・機能の長期・短期目標と個別機能訓練プログラムを立案する(LIFEのコードを反映).この過程を効率的に行えるようICTを活用した事例シートを考案した. Ⅱ.自立支援型機能訓練マネジメントモデルの効果検証:自立支援型機能訓練マネジメントモデルを紹介・学習の機会として,埼玉県と「心身機能維持回復から社会参加に至るまでの戦略的自立支援ケアの実践」研修会を開催した.対象は,埼玉県内の通所介護事業所の機能訓練に関わる職員とし,研修方法は,on-lineによる基本研修と対面演習によるステップアップ研修とした.研修会前後にアンケート調査を実施し,研修会の効果と課題を検討した.また,事業所現場でモデルを使用し,利用者と職員の経時的な変化を捉え,効果と課題を検討した. Ⅲ.通所介護事業所における社会的自立支援に関する実態調査:通所介護事業所における社会的自立支援の実態を把握する目的で,一部の自治体の通所介護事業所を対象にアンケート調査を実施した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
前年度の当研究の課題であった,Ⅲ.通所介護における社会的自立支援の実態調査は一部の自治体を対象に実施し,現在分析中である.他の研究項目ⅠとⅡについても実施済であるが,現在結果の分析・報告(論文)に取り組み中であり,やや遅れいてる. なお,社会的自立支援を先進的に行っている通所介護事業所の視察はできていないため,やや遅れている,
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、Ⅰ.自立支援型機能訓練マネジメントモデル案の改変と整理,Ⅱ.自立支援型機能訓練マネジメントモデルの効果検証結果の報告(論文)、Ⅲ.通所介護における社会的自立支援に関する実態調査の報告(論文)を実施する。また、Ⅳ.として社会的自立支援を先進的に行っている通所介護事業所の視察を行う。これらのⅠからⅣの研究結果を総合的にとらえ、通所介護における社会的自立支援を促進する自立支援型機能訓練マネジメントについてまとめ、報告する。
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