Project/Area Number |
21K01963
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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Research Institution | Kawasaki University of Medical Welfare |
Principal Investigator |
諏訪 利明 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 准教授 (70633840)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芳我 ちより 香川大学, 医学部, 教授 (30432157)
小田桐 早苗 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (10461245)
黒田 美保 田園調布学園大学, 人間科学部, 教授 (10536212)
山本 茜 (下田 茜) 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (20412257)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | TEACCH Autism Program / 早期療育 / FITTプログラム / 家庭訪問療育 / 家庭訪問型療育 / BOSCC / 家庭訪問 / ASD |
Outline of Research at the Start |
本研究は、自閉スペクトラム症のリスクのある子どもと家族に対し、家庭訪問療育モデル(FITTプログラム)を取り入れることの効果測定および新しい療育モデルとしての開発を行うものである。そのための準備や研修を通して、現在、早期療育に携わっている療育者や保健師たちに、科学的に妥当性が証明できる療育内容モデルを提示できるだけではなく、療育内容の家庭への般化、家族支援としての一方向を示すものである。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、FITTプログラムマニュアルの翻訳会を年間11回(ほぼ月に1回ごとのペースで)開催した。その際に翻訳チームメンバーとのミーティングを通して、FITTプログラムの中で用いられている専門語句についての共通理解を深めた。マニュアルの翻訳は2024年6月を目途に完成予定。 2023年10月には、協力研究者の一人である小田桐早苗氏とともにアメリカ、ノースカロライナ州のTEACCH Autism Program主催の自閉症カンファレンスおよび研究関連の講義を受講した。その際に、TEACCHで行われてきた早期療育の一つとしてFITT研究があり、現在はその研究結果をもとにTEACCHの早期療育は「TEACCH For Toddlers」という形でまとめられていることがわかった。その時の講義内容およびカンファレンス視察の内容については、2024年5月中に報告書をまとめ、研究者間で共有する予定。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ禍の影響もあり、実際にTEACCH Autism Programへの視察など情報収集などの点では計画よりもやや遅れ気味だったことは否めないが、これ以降、実際に研究を進める準備としては整ってきているのではないかと感じている。
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Strategy for Future Research Activity |
FITTプログラムマニュアルの完成を待って、倫理審査の提出(7月)、倫理審査通過次第、実際にFITTプログラムを実施する自治体等を募集、さらにFITTプログラムの実施者にむけての研修を行うことで、協力者を募り、データ収集の準備を進めていく予定(2024年度下半期) なお、前年度のTEACCH Autism Program視察、および受講した講義のまとめについては、研究者間で共有すべく報告書を作成していく(2024年5月)。また、2024年10月の日本児童青年精神医学会(愛媛で実施)にはそれまでの成果を報告できるように準備していく。
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