Project/Area Number |
21K02006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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Research Institution | Kinjo University |
Principal Investigator |
田中 克恵 金城大学, 看護学部, 教授 (20387393)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
舞谷 邦代 金城大学, 看護学部, 教授 (60389971)
鈴木 典子 金城大学, 看護学部, 助手 (10842007)
谷口 佳奈恵 金城大学, 看護学部, 助手 (60849892)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 特別養護老人ホーム / 看取り / 多職種チーム / 外部医療 / 連携 / 医療と介護の連携 |
Outline of Research at the Start |
我が国では多死社会の到来を控え、特別養護老人ホーム(以下、特養)における看取りの推進が求められているが、「医療との連携」が課題の一つとして報告されている。そこで本研究では、特養の看取りに関わる多職種チーム、配置医師又は協力医療機関を対象に、質的研究と量的研究を用いた混合研究法及び検証的研究法を用いて、より実践的な「多職種チームと医療との連携モデル」を開発することを目的とする。研究目的を達成するために4つの調査を実施し、モデルを開発することで特養での看取りの推進に寄与することを目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、特別養護老人ホーム(特養)の看取りに関わる多職種チームと医療との連携モデルを開発することである。 令和5年度は、特養の多職種チームを対象としたフォーカス・グループ・インタビュー(FGI)により得たデータをもとに、多職種チームが看取りにおいて配置医師および協力医療機関に期待すること、多職種チームと医療との連携を促進する要因または阻害する要因、多職種チームと医療との連携の体制とプロセスについて検討した。その結果、配置医師および協力医療機関に入所者の状態・治療に関する家族への説明や施設での死亡の診断などを期待していること、連携促進要因として特養職員と協力医療機関職員との間に情報を共有する機会や仕組みがあること、特養と協力医療機関との関係性が連携に影響していることなどが分かった。 次に、特養の看取りへの協力・連携に関する医療機関の現状および課題を明らかにすることを目的とした調査を実施するために、先行研究および本研究のFGIによって得た知見をもとに調査票の作成に取り組んだ。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初の計画では、令和5年度は医療機関を対象とした調査および多職種チームと医療との連携モデルの試作を予定していた。しかし、COVID-19感染拡大などの影響を受け、FGIの実施が遅れた。現在は、医療機関を対象としたアンケート調査を実施するために、調査票を作成し、調査の準備を進めている。よって、本研究の進捗は遅れていると判断する。
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Strategy for Future Research Activity |
医療機関を対象とした調査の準備を進めると共に、これまでの研究成果および先行研究をもとに特養の看取りに関わる多職種チームと医療との連携モデルの素案を作成する。作成した連携モデル(素案)は、医療機関を対象とした調査によって得たデータの分析をもとに修正し、連携モデル有効性の検証のための準備を進める。
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