戦後義務教育財政システム形成期における地方団体の教育財政運営に関する実証的研究
Project/Area Number |
21K02177
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09010:Education-related
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Research Institution | Kyoei University |
Principal Investigator |
植竹 丘 共栄大学, 教育学部, 准教授 (90635244)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 教育財政 / 義務教育費国庫負担制度 / 学級編制 / 戦後教育改革 / 教職員定数 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,「戦後義務教育財政システム」の【立法・受容期】及び【完成・確立期】における地方団体の教育財政運営について,複数の県を比較検討することを通じて,ヴァリエーションの存在の指摘及びその理由について明らかにする.そのために,公文書等一次史料に基づいた実証研究を行い,今日の改革に対しても,経路依存を視野に入れた政策的オプションを提示するとともに,制度設計上の指針を提示する.
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Outline of Annual Research Achievements |
「戦後義務教育財政システム」の【立法・受容期】及び【完成・確立期】における地方団体の教育財政運営について,複数の県を比較検討することを通じて,ヴァリエーションの存在の指摘及びその理由について明らかにする.そのために,公文書等一次史料に基づいた実証研究を行うものである.二年目である2022年度は,先行研究,公刊史料,対象とする時期の中央地方の史資料を収集し,論文執筆の際の使用に耐えるよう整理を行った. また,本研究の習作として執筆した論文が令和5年度中に学会誌に掲載予定である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究は,地方レヴェルの史資料を用いるため,教育委員会関係史料,議会関係史料等の蒐集が必要になるが,2022年度は,2021年度の緊急事態宣言の影響で先延ばしになった東北地方各県のうち,山形県と福島県で史料収集を行なったものの,他県については日程の都合上行えなかった.
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Strategy for Future Research Activity |
「現在までの進捗状況」に記したように,東北地方各県の史料収集を進め,論文執筆に耐えるよう整理することが最優先の課題である.
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)