Project/Area Number |
21K02314
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09020:Sociology of education-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University (2022-2023) Osaka Prefecture University (2021) |
Principal Investigator |
大野 志保 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 講師 (00802331)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 養護教諭 / 事故の経験 / 学校 / 重大事故 / 心理的負担 |
Outline of Research at the Start |
学校管理下で発生した死亡や障害を残すような重大事故は毎年480~500件起こっており,事故発生時及び事故後に養護教諭が担う役割は大きい。しかし,養護教諭はほとんどの学校で一人配置であり,重大事故発生時においては,特に心理的負担が大きいことが示されているが,養護教諭をサポートする体制がないのが現状である。そこで,本研究では,学校での重大事故に遭遇した養護教諭の経験と学校での重大事故発生時における養護教諭が必要とする支援内容を把握することにより,学校での重大事故に遭遇した養護教諭に対する総合的支援プラットフォーム構築のために必要な具体的な方法を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は,学校での重大事故に遭遇した養護教諭の経験を把握するために,児童生徒の死亡事故や生命の危機にかかわる重大事故及び障害を残すような事故を経験した養護教諭へのインタビューの準備とインタビューを実施した。準備では,倫理申請及び調査項目の検討と研究協力者への依頼文書の作成を行った。同意を得た4名の研究協力者に対してインタビュー調査を実施した。調査内容は,年齢,養護教諭としての経験年数などの基本事項について,経験した重大事故の概要と保健室や学校全体の様子,事故後の児童生徒・学校全体の様子,保健室の様子などである。インタビューは,重大事故を経験した養護教諭としての思いや気持ちを中心に質問した。今後は,協力者を増やしデータ収集と同時に収集したデータの分析を進めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年度,2022年度にCOVD-19の感染拡大のためにインタビュー調査を予定していた研究協力者(現職養護教諭)の業務が多忙をきたしたため,予定していた時期に調査を行うことができず計画に遅れをきたした。本研究を遂行するためには,現職養護教諭へのインタビューは不可欠であるため,インタビュー時期を遅らせて実施したため遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は,2023年度に引き続き遅れていた研究協力者(現職養護教諭)へのインタビュー調査を行うとともに,インタビューデータの分析も進めていく予定である。
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