Project/Area Number |
21K02361
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
小尾 晴美 中央大学, 経済学部, 助教 (70781475)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
蓑輪 明子 名城大学, 経済学部, 准教授 (10613507)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 保育士の労働環境 / 保育士の処遇改善 / 労働時間 / 人事・労務管理 / 保育政策 / 保育所最低基準 / 処遇改善 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、保育士の勤務時間を中心にその勤務実態を明らかにし、保育所に求められている役割に対して、現状の最低基準の保育士配置基準が適切に応えられているかどうかについて検討する。フィールド調査を通じて保育所内の実際の人員配置と、保育士の勤務シフトや子どもの利用時間の実態を照らし合わせ、保育士の人員配置政策の課題について探る。 本研究は、以下の三段階で進められる。①保育の最低基準および私立認可保育所に対する運営費補助金制度に関する資料収集と分析、②私立認可保育所の勤務時間ならびに時間帯ごとの人員配置に関する資料収集と分析③園内の管理職(園長、主任等)、保育士へのインタビューである。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、保育士の勤務時間を中心にその勤務実態を明らかにし、保育所に求められている役割に対して、現状の最低基準の保育士配置基準が適切に応えられているかどうかについて検討する。フィールド調査を通じて保育所内の実際の人員配置と、保育士の勤務シフトや子どもの利用時間の実態を照らし合わせ、保育士の人員配置政策の課題について探る。 本研究は、以下の三段階で進められる。①保育の最低基準および私立認可保育所に対する運営費補助金制度に関する資料収集と分析、②私立認可保育所の勤務時間ならびに時間帯ごとの人員配置に関する資料収集と分析③園内の管理職(園長、主任等)、保育士へのインタビューである。 三年目の本年度は分析を継続しながら、報告書をまとめ、研究成果の発表を行う予定であった。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行状況から一年目の進捗が遅れていたこともあり、二年目までに予定していたすべての調査先において、同水準の調査が遂行できなかったため、本年度は補足調査を実施した。 長期休暇中などを利用し、横浜の調査先には1回、北海道、愛知に2回、兵庫に3回のインタビューならびに資料収集の調査を実施した。その結果、2022年度における各保育園の職員体制、休暇と超過勤務の実績、勤務シフト、財務関係の基礎データを収集することができた。また、特定の日を設定し、当日の1日の勤務体制と職員配置に関するデータを収集・確認することができた。 他方で、1年目の進捗が遅れていたこともあり、成果をまとめ上げるには至らなかった。期間延長を申請したため、次年度が、本課題の最終年度となる。2024年度は分析を継続しながら、報告書をまとめ、研究成果の発表を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
三年目の2023年度は分析を継続しながら、報告書をまとめ、研究成果の発表を行う予定であった。しかし、しかし、新型コロナウイルス感染症の流行状況から一年目の進捗が遅れていたこともあり、予定していたすべての調査が実施できなかった。したがって、2024年度は分析を継続しながら、報告書をまとめ、研究成果の発表を行う予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度の本年度は、成果発表のために必要に応じて補足的な資料収集を実施したのち、研究成果の発表を行う予定である。 学会報告については、保育系の国際学会での発表を予定している。さらに労働社会学の領域にも貢献できる内容が含まれると考えるため、学会報告を行ったうえで論文化を行う。
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