Project/Area Number |
21K02362
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Keio University (2022-2023) Jikei University School of Medicine (2021) |
Principal Investigator |
細坂 泰子 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (90459644)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
茅島 江子 秀明大学, 看護学部, 教授 (70125920)
堀井 光俊 秀明大学, 英語情報マネジメント学部, 教授 (60406717)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 子育て支援 / しつけ / 虐待 / 育児実践 / 国際・学際横断的連携 |
Outline of Research at the Start |
研究は国際・学際横断的連携により、しつけと虐待の線引きの困難さ、複雑さ及び文化間、社会間での差異を念頭におきつつ、3つの研究で構成される。研究1・2では「ナラティブからとらえる、虐待の境界に存在する子育て期女性の育児実践」をトリアンギュレーションの視点を加味して、日本および英国で調査する。これらの調査は、多分野の博士号を持った研究者らが学際的に知見を統合し、分析する。研究3では文化的および社会的背景が大きく関与する虐待の閾値に関連する子育ての価値体系について、質的比較分析によって国際比較する。3つの知見を統合し、子育て支援モデルを構築することで、有効な育児支援につながると考えられる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は国際・学際横断的連携により、しつけと虐待の線引きの困難さ、複雑さ及び文化間、社会間での差異を念頭におきつつ、3つの研究で構成される。研究1・2では「ナラティブからとらえる、虐待の境界に存在する子育て期女性の育児実践」をトリアンギュレーションの視点を加味して、日本および英国で調査する。これらの調査は、多分野の博士号を持った研究者らが学際的に知見を統合し、分析する。研究3では文化的および社会的背景が大きく関与する虐待の閾値に関連する子育ての価値体系について、質的比較分析によって国際比較する。本研究の目的は国際・学生横断的連携により、しつけと虐待の線引きの困難さ、複雑さ、および文化間、社会間での差異を念頭に起きつつ、虐待に移行させない子育て支援モデルを構築することである。 令和5年度は分析で追加が必要と考えられた属性を持つ研究参加者に対して、英国でのインタビュー調査の継続および今までに得られたすべてのデータ分析を行った。研究者間でメールおよび研究会議を毎月開催し、それぞれの分析結果や結果の方向性を検討した。各国でのデータ分析をそれぞれの使用言語で分析したが、それらを論文化するために統一した言語での比較分析を行い、論文化に向けて検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和5年度は予定したインタビューと分析、また追加が必要と思われた研究参加者を追加して調査を行った。既に分析に進んでおり、予定通り本年度中の論文執筆が可能と思われる。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は得られたデータを分析・論文化し、投稿を予定している。また関連学会による発表も予定している。
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