| Project/Area Number |
21K02385
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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| Research Institution | Kitasato University (2022-2024) Dokkyo Medical University (2021) |
Principal Investigator |
水島 栄 北里大学, 医療系研究科, 教授 (00790940)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福丸 由佳 白梅学園大学, 子ども学部, 教授 (10334567)
作田 亮一 獨協医科大学, 医学部, 特任教授 (40254974)
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| Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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| Keywords | CAREプログラム / ASD/ADHD / 親子支援プログラム / Cortisol / 脳機能計測 / fNIRS / ASD+ADHD / ペアレントトレーニング / 子育て困難 / マルトリートメント / 客観的指標 / 唾液中ホルモン濃度測定 / ASD+ADHD / Oxytocin / 発達障害 / 唾液中ホルモン |
| Outline of Research at the Start |
本研究では、子どもと保護者のコミュニケーションとペアレントトレーニング(CARE:子どもと大人の絆を強めるプログラム)効果を心理評価・脳機能計測・唾液中ホルモン測定を通して検討します。 子どもと保護者をCARE群と心理教育+CARE群の2群に分けて、保護者それぞれに対してペアレントトレーニング(CARE)または子どもの発達に関する心理教育とCAREを実施し、その前後に様々な心理尺度を用いた評価と、fNIRS(光トポグラフィ)を用いた脳機能計測更に、唾液中Cortisol/Oxytocinホルモン測定を用いてプログラムの効果と状態変化を比較検討します。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如多動症)など神経発達症の特性を有する子どもと、そのこどもの保護者を対象にしている。親が子どもとのコミュニケーションを向上させるペアレントプログラム(Child Adult Relationship Enhancement:CARE)に参加し、その変化を質問紙や子どもと一緒に行うfNIRS(近赤外分光法)による親子同時脳機能計測、唾液中ホルモン濃度測定などを用いて状態の変化を捉えるものである。 2024年度は、北里大学病院での倫理審査を経て、精神神経科の児童精神科チームと「北里こども研究」を立ち上げ、16組の親子のリクルートを行い、最終的に14組の家族が研究に参加した。本研究に参加されたのは、小学校1年生から6年生の男女と、その保護者である。全員が検査①②においてfNIRSの親子同時計測:Hyperscanningを行い。起床時と検査①②の前後に唾液採取に協力した。また検査①②の前後で質問紙によるこころの状態、親子関係等の把握も行った。 この研究の中間報告として、2024年度第30回JaSPCAN学術集会かがわ大会、第14回PCIT-Japan, CARE-Japan合同研究科にて報告を行った。2024年12月広東薬科大学公衆衛生学部と華南師範大学脳科学学院で研究報告を行った。またGuangzhou Women and Children's Medical Center 内Birth Cohortセンターにおいて、発達を客観的に捉える指標の一つとしてfNIRSについて意見交換を行った。さらには、広州省第2人民医院にて東洋医学医、PT, OT, ST,CPと子どもの発達に関する諸問題と介入について情報交換を行う際に本研究の知見の説明を行った。また、少年鑑別所の心理職員らとのクローズドな研修会でも本研究の報告を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画では、ASD/ADHDの子どもの保護者に、子どもの特性理解を促す目的として、通常のCAREプログラムと、それに加えて神経発達症の特性理解を盛り込んだ心理教育を導入したプログラムの比較検討を行う予定であった。しかし、実際に実践していくと参加者の背景や子どもの状態によってプログラム内でのやり取りが変わるため、通常のCAREプログラムと、通常のCAREプログラム+心理教育とを単純に区分することが非常に難しいことが明らかとなった。 多くの保護者は、家庭内が落ち着いている時には、子どもにそれほど問題が生じないということをプログラムの中で語っていた。しかしながら、他のきょうだいとの関係、夫婦関係、特に子育てに対する考え方の違いがある時に子どもとのコミュニケーションにもそれらが影響するとのことだった。 これらの調査過程を経て、CAREプログラムの基盤を崩さずに神経発達症の子どもの保護者らからプログラムに対する意見や情報を収集することを追加した。2024年12月に行われた第14回PCIT-Japan, CARE-Japan合同研究会プレコングレスでCAREプログラム開発に携わった米国のErica Messer氏が、米国でASD児の保護者にCAREプログラムを行う際に「模倣」項目を新たに追加したと説明があった。 これらを踏まえ、CAREプログラムに参加する保護者たちが本当に知りたい情報はどのようなものかについて更に情報収集を行う必要性を感じた。同時に、どのような背景や状況であっても共通するCAREプログラムの良さ、すなわちCAREプログラムの不偏性などについての情報収集することと、CAREプログラムの難しさ、神経発達症の子どもとの遊びの時間で難渋したことは何か、などについても情報収集が必要だと思われた。
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| Strategy for Future Research Activity |
2025年度は最終年度になるため、被験者のリクルートを積極的に行い、本研究から得た情報をまとめて論文化することを一つのゴールとする。 現時点の計画では、精力的に北里大学病院精神神経科児童精神科の医師たちと連携して研究を展開する予定である。そのために、本研究に協力する医師やスタッフも数名増員している。 また米国のCAREプログラム開発者らと現時点での米国・日本のCAREプログラムの情報交換を行う予定である。その上で、日本で誰でも使える親子支援プログラムの一つとして本研究で得られたCAREプログラム参加者の声をまとめて国内外に向けて発信したいと思っている。 また、国内の養育者支援プログラムを展開している団体などと連携を行いながら本研究での結果等を共有し、子育て困難を抱えている親や、発達特性を有することにより家庭内コミュニケーションに困難が生じている親子の支援に役立つ情報の発信を行い社会実装にに向けて展開していきたい。
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