Project/Area Number |
21K02479
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09040:Education on school subjects and primary/secondary education-related
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Research Institution | Soai University |
Principal Investigator |
後藤田 洋介 相愛大学, 人間発達学部, 講師 (40826319)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 晋也 大分大学, 教育学部, 准教授 (10901564)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | ESD / 年間指導計画 / ESDカレンダー / 持続可能な開発のための教育(ESD) / 教育課程 |
Outline of Research at the Start |
持続可能な開発のための教育(ESD)は、持続可能な社会づくりを担う人材を育成する教育活動として国内外で取り組まれている。 学校でのESD推進のための手立ての一つとして「ESDカレンダー」と呼ばれる年間指導計画がある。本研究ではESDを実践する各学校で作成されたESDカレンダーの収集と分析、及び作成者へのインタビューを通して、学校の教育課程内におけるESD実践の位置づけについて明らかにするとともに、各学校のESDカレンダーを実践事例集として作成することを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、学校でのESD(持続可能な開発のための教育)推進のための手立ての一つである、ESDカレンダーと呼ばれる年間指導計画について、その収集及び分析を行っている。ESDカレンダーはESDと関連する各学年で学ぶ教科等の学習内容を抽出・関係付けた年間指導計画のことを指し、ESDに取り組んでいる学校・教育委員会などで作成・運用されてきた。このESDカレンダーは各学校の教育目標や学校の特色に応じて様々なアレンジが行われており、その比較を通して、学校におけるESDの取り組みについて研究を進めている。 ESDカレンダーをはじめとするESDに関連した年間指導計画を収集・分析を行うため、2つの調査を研究開始当初に計画した。それは、①文献等で公開されているESDカレンダーの収集、②ESDに取り組んでいる学校・教育委員会などへのインタビュー調査である。 2023年度は文献等で公開されているESDカレンダーの収集に主に取り組んだ。まず、日本国内でユネスコスクールに登録されている小学校の学校ホームページでの公開状況を調査した。また、研究紀要や研究論文などで公開されているESDカレンダーを調査し、その関係性について検討を行った。 学校ホームページにおける公開状況は、2019年に同様の調査を実施した時よりも、公開数が減少していたが、ユネスコスクール年次報告書等を確認すると、ESDに関連する年間指導計画を作成しているものの、公開をしていない状況にあることが分かった。 また、先行研究を調査していく中で、ESDカレンダー以外のESDに関連した年間指導計画をどのように位置づけていくのかが今後の課題として残されている。 次年度はこれらの調査状況を活かし、各学校へのアンケート調査やそれに基づくインタビュー調査を行うことを計画している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究遂行にあたり、学校や教育委員会などへのインタビューを予定していたが、学校ホームページにおける調査や文献研究に時間がかかり、計画通りに進めることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度も引き続き、先行実践・研究の調査を進めるとともに、ESDを実践している学校へのアンケート調査やインタビュー調査を計画し、実施する予定である。
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