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国境を越えた「仮想反転授業」による留学前教育に関する実証研究

Research Project

Project/Area Number 21K02642
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 09050:Tertiary education-related
Research InstitutionKansai University of International Studies

Principal Investigator

陳 那森  関西国際大学, 経営学部, 教授 (50249512)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山下 泰生  関西国際大学, 経営学部, 教授 (80230431)
中嶌 康二  関西国際大学, 社会学部, 准教授 (10565823)
佐藤 広志  関西国際大学, 経営学部, 教授 (50253125)
小川 勤  静岡福祉大学, 子ども学部, 教授 (60448272)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Keywords仮想反転授業 / 編入留学教育 / 国境を超えた / 入学前教育 / 留学前教育 / 国境を越えた
Outline of Research at the Start

国外の教育機関との提携等に基づく教育接続は、国内の高大接続と比較してより複雑に要因が関わっており、特に語学力を含めた質保証の面で課題が多い。本研究では、留学を希望する国外の大学生が反転授業をオンラインで実施することを如何に捉えているのかについての調査ならびに日本における大学入学前教育の学習効果を測定する。次に、これらから得られる知見を活かし、国境を越えた「仮想反転授業」による留学前教育プログラムを設計・開発する。このプログラムを試行し、留学生の来日後の学業成績や大学生活への適応力の向上への効果を検証することにより、高等教育における「留学生教育の質保証」の課題改善の一助となることを目指す。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、①留学を希望する国外の大学生を対象とした調査研究(2021年度)、②日本における大学入学前教育の効果測定(2021年度前半~2022年度前半)、③「仮想反転授業」による留学前教育の試行と効果検証(2022年度後半~2023年度)の三つのフェーズにより構成されている。
第1フェーズの海外調査がについては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けたことによる海外渡航の制約などを踏まえ、2022年11月にオンラインで実施せざるをなかった。そして、その成果の一部として、「国境を越えた入学前教育における仮想反転授業の導入の可能性 ~中国の大学生を対象とした調査の結果を踏まえて~」と題し、関西国際大学教育総合研究所研究叢書第16号(2023年3月発行)に掲載した。この結果を踏まえて、「国境を越えた「仮想反転授業」による編入留学教育プログラムの改善策」と題して、昨夏に学会発表した。
また、海外調査との比較、および日本国内における時系列の変化を検討するために、日本国内においても海外調査とほぼ同様の内容で調査を実施した。現在は海外調査のデータと合わせて、これらのデータの分析を進めている。
第2フェーズについては、ほぼ予定通りに進めることができ、一定の成果が得られたことが一昨年度報告済みである。
昨年度は第3フェーズの「仮想反転授業」による留学前教育の試行を行ったが、効果検証の部分は未完了である。今後はスケジュールの一部調整して、研究分担者間で研究課題の共有と今後の進め方等について確認をしながら第3フェーズの効果検証の部分を進める予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

本研究は、①留学を希望する国外の大学生を対象とした調査研究(2021年度)、②日本における大学入学前教育の効果測定(2021年度前半~2022年度前半)、③「仮想反転授業」による留学前教育の試行と効果検証(2022年度後半~2023年度)の三つのフェーズにより構成されているが、当初予期していなかった世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けたことにより、第1フェーズの海外調査が実施できずに、当初の計画より大幅に遅れていた。その後、さまざまな選択肢を考えながら、最終的には2022年11月にオンラインで実施することができた。しかし、スケジュール全体が依然約半年間遅れが生じている。

Strategy for Future Research Activity

本研究は、①留学を希望する国外の大学生を対象とした調査研究(2021年度)、②日本における大学入学前教育の効果測定(2021年度前半~2022年度前半)、③「仮想反転授業」による留学前教育の試行と効果検証(2022年度後半~2023年度)の三つのフェーズにより構成されている。
前述通り、第1フェーズの「①留学を希望する国外の大学生を対象とした調査研究(2021年度)」は、大幅に遅れてオンラインで実施した。
第2フェーズの「②日本における大学入学前教育の効果測定(2021年度前半~2022年度前半)」について、ほぼ予定通りに進められた。
昨年度末は、オンライン実施の内容を補完すべく質的データの収集を行っており、遅れてスタートした第3フェーズの「③「仮想反転授業」による留学前教育の試行と効果検証について、今年度前半から進める予定である。

Report

(3 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • Research Products

    (9 results)

All 2024 2023 2022 2021

All Journal Article (5 results) Presentation (4 results)

  • [Journal Article] Proposal for Cross-Border Educational Connection by Virtual Flipped-Classroom2023

    • Author(s)
      Nasen CHEN
    • Journal Title

      International Journal of Institutional Research and Management

      Volume: 1 Pages: 1-6

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      陳那森、山下泰生、中嶌康二、佐藤広志、小川勤
    • Journal Title

      関西国際大学教育総合研究所研究叢書

      Volume: 17 Pages: 39-47

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    • Author(s)
      陳那森、山下泰生、中嶌康二、佐藤広志、小川勤
    • Journal Title

      関西国際大学教育総合研究所研究叢書

      Volume: 16 Pages: 139-153

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    • Author(s)
      陳那森、 佐藤広志、中嶌康二、小川勤、山下泰生
    • Journal Title

      関西国際大学教育総合研究所研究叢書

      Volume: 15 Pages: 91-102

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      小川勤、陳那森、 佐藤広志、中嶌康二、山下泰生
    • Journal Title

      関西国際大学教育総合研究所研究叢書

      Volume: 15 Pages: 207-214

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      日本教育情報学会第39回全国大会
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      陳那森、佐藤広志、中嶌康二、山下泰生、 小川勤
    • Organizer
      日本教育情報学会第38回全国大会
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Published: 2021-04-28   Modified: 2024-12-25  

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