Empirical comparative research into the professional expertise and professional development of international office staff at universities
Project/Area Number |
21K02648
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09050:Tertiary education-related
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
渡部 留美 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (90397787)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋庭 裕子 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 講師 (10313826)
坂本 友香 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 特任准教授 (30814230)
米澤 由香子 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (60597764)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 国際教育交流 / 大学の国際化 / キャリア形成 / 大学職員 / 専門性 / 管理職 / 職能開発 / 事務職員 |
Outline of Research at the Start |
本研究では国際教育交流分野に従事するスタッフに必要とされる専門性について、①スタッフが実際に持つ専門性や専門性活用の実態について質的・量的調査、分析を行い、②スタッフを採用する立場にある管理責任者を対象とし、業務に必要だと考える専門性、人材、スタッフ雇用の実態について質的・量的調査、分析を行い、③必要とされる専門性と活用される専門性の適合性や食い違いを明らかにする。そして、採用する側にとってどのような人材を雇用すべきか、どのような職能開発を行うべきか、被雇用者にとってどのような専門性が必要かについて、組織論、キャリア形成論、など多角的な視点から検討し、モデルの提示を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、大学における国際教育交流スタッフの専門性と職能開発について、国内外の事例を収集し、実証的比較研究を行う。令和5年度は、国内の大学で国際化や国際教育交流スタッフ、戦略的に国際教育交流を推進している大学を抽出し、インタビュー調査を実施した。関係雑誌の特集で事例が紹介されている大学20数校から、研究者で大学の規模や地域等を考慮しながら、10校程度に絞り、インタビュー調査について依頼した。結果として、今回の調査では、国際教育交流部著で10年程度経験のある事務職員6名と部署を統括する管理職8名にインタビューを行うことができた。インタビュー許可の可否等、諸事情があり、結果として全て私立大学のみとなり、国公立大学のスタッフへのインタビューを行うことはできなかった。それぞれの視点や立場から、専門性やスタッフの育成、職能開発について語りを記録した。10年程度経験のある職員に対しては、大学で業務を担当するに至った経緯、必要とされる専門性、キャリアの方向性、研修機会と自己研鑽、等の質問を行った。管理職の立場にある職員に対しては、部署にいる職員がもつ専門性、必要とする専門性、職員が利用できる研鑽機会、専門性向上のための工夫、職員のキャリアパスとそのための支援の有無等の質問を行った。録音データは、書き起こしを行った。今後研究分担者全員でインタビューデータの細かい分析を行う。さらに、国際交流関係でピア・サポートを実践している5つの大学を訪問し、担当者へインタビュー調査を行い、ピア・サポートを行う上で必要となる専門性、学生スタッフの資質、成功事例等について聞いた。これらについても今後分析予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和5年度は、インタビュー調査を集中して行った。インタビュー対象者の選定をおこなったあと、分担者でそれぞれインタビュー依頼を行ったが、インタビューの許可を取ることは容易ではなかった。十分なインタビュー数を確保できる目処がたたなかったことから、当初予定はしていなかったが、関係学会等で出会った大学の担当者に依頼をおこない、インタビュー協力者を追加した。
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Strategy for Future Research Activity |
約半年かけてインタビューデータの分析を行い、その後、発表等公表の準備を行う。最終年度であるため、これまでの調査結果をまとめるための準備をおこなう。
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Report
(3 results)
Research Products
(16 results)