在学中にライフイベントを経験する医学生に対する学業の継続支援に関する調査
Project/Area Number |
21K02651
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09050:Tertiary education-related
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
岸 美紀子 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90396630)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2022: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2021: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
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Keywords | 医学生のライフイベント / 学業の継続支援 / キャリア支援 |
Outline of Research at the Start |
医師になるために医学生が学修すべき事項は膨大であり、学業上のストレスは大きい。また、医学生の3分の1を占める女子医学生の中には6年間という長い学生時代に結婚・出産・妊娠といったライフイベントを経験する学生もいる。 学業上のストレスを抱える中でライフイベントも経験する女子医学生が学業を継続するための促進要因と阻害要因について検討し、支援に反映させることが本研究の目的である。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、医学生が学生時代に経験するライフイベントに焦点をあて、①国内外の研究にもとづくレビュー調査を行い、ライフイベント時の学業継続に関する促進要因と阻害要因を明らかにすること、②学生時代に結婚・妊娠・出産を経験した医学生を対象とした調査により、ライフイベント経験前後において心理状態やストレス要因がどのように変化したか明らかにすること、及びその際の学業継続に必要な支援とその適切な提供時期を明らかにすることを目的としている。本年度の研究実績の概要は次のとおりである。 (1)ライフイベント時の学業継続に関する促進要因と阻害要因に関するシステマティックレビュー:対象範囲を広げて文献を探索したが、システマティックレビューを行うに十分な論文数が得られなかった。 (2)学生時代に結婚・妊娠・出産を経験した医学生を対象としたインタビュー調査:(1)で収集した論文に加えて、インタビュー調査の準備としてこれまでに当教室で受けたライフイベントに関する相談の内容をもとに半構造化インタビューシートを作成した。直近の3年間に妊娠、出産を経験した学生のうち当教室に相談に来た学生に当研究の主旨を説明し、研究協力者の確保に努めているが、予定人数に至っていないため引き続き研究を継続予定である。 本学医学科の地域医療枠学生及び卒業生を対象にしたライフイベントに関する意識調査では出産・育児や将来のキャリアプランに対する不安についてまとめ、日本医学教育学会で発表している。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)