Project/Area Number |
21K02691
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09060:Special needs education-related
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Research Institution | Mejiro University |
Principal Investigator |
諏訪 絵里子 目白大学, 心理学部, 専任講師 (40707692)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 知音 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (20291388)
森 千夏 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 特任研究員(常勤) (30850317)
楠 敬太 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 特任研究員(常勤) (70770296)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 読み書き障害 / 大学生 / 英語学習 / 合理的配慮 / 発達障害 / アセスメント |
Outline of Research at the Start |
日本語は比較的読み書き障害が顕在化しにくい言語であるとされている。そこで、日本人大学生に日本語および英語での読み書き障害検査を実施する。被験者の英語基礎力を評価し,彼らの英語力そのものの影響を取り除いた英語の読み書きのパフォーマンスが,日本語の読み書きのパフォーマンスとどのように関連しているのか,また,これまでの英語学習において感じてきた困難感とどのように関連するのかを検討する。それにより,英語の読み書きのパフォーマンスを評価することによって,日本語の特殊な言語構造に助けられて顕在化しない読み書き障害をスクリーニングする可能性を模索する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、先行研究をレビューするとともに、新たな知見や研究動向に注目しながら情報収集や学術大会での情報交換を行った。その中で、読み書き障害とADHDの併発が極めて高く、特にその主症状である実行機能の障害が読み書きに与えている影響も無視できないことが指摘されていることから、青年期の実行機能を評価する方法についても検討した。具体的には、欧米で利用されている実行機能障害の質問紙の日本語版の妥当性の検討を行った。 予定していた大学生に対する日本語・英語の読み書き課題の調査の実施に関しては、特定の大学にて調査協力者(被験者)を募集したところ、英語の読み書き自体に抵抗を示す学生が多く、協力者を集めることができなかった。そのため、調査の実施ができなかった。協力者確保が困難であることに加え、確保できても協力者の大学や学力に偏りが出ることが考えられ、募集方法の検討を考えた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
調査課題の実施において、研究協力者の確保が非常に困難であった。本研究では学力によらない読み書きの能力を検討するという調査の性質上、研究協力者の大学や専攻などを分散させる狙いがあるが、特定の大学では協力者を全く集めることができなかった。学力に自信がないと感じている学生、特に英語が苦手であると感じている学生には調査協力のハードルがかなり高いことが想定された。
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Strategy for Future Research Activity |
研究協力者の募集方法や研究協力者への負担を検討し直すとともに、引き続き研究協力者の募集を行い、協力を得次第速やかに調査を実施する。
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