Project/Area Number |
21K02696
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09060:Special needs education-related
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Research Institution | National Institute of Special Needs Education |
Principal Investigator |
滑川 典宏 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 情報・支援部, 総括研究員 (80804509)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 言語に障害のある中学生 / 「言語障害のニーズ」や「中学生段階のニーズ」 / 主体性を育む指導・支援の在り方 / 中学校のことばの教室 / 主体性を育む指導・支援 |
Outline of Research at the Start |
全国的に中学校にことばの教室の設置数は少なく、小学校のことばの教室に通っていた生 徒の約6割が、進学後に特別な支援を受けないまま学校生活を送っている。中学校のことばの教室に通っている生徒からは、ことばの教室に通うことに対して肯定的な意見が多く聞かれ、安心して自分の悩みを相談できる場所になっていることが推察された。
本研究では、中学校のことばの教室に通う言語に障害のある生徒の「言語障害のニーズ」や「中学生段階のニーズ」を把握し、これまで培ってきた「言語障害教育の専門性」を活用した指導・支援を考察・整理する。研究の成果から、言語に障害のある生徒の主体性を育む指導・支援のあり方を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
全国的に中学校にことばの教室の設置数は少なく、小学校のことばの教室に通っていた生徒の約6割が、中学校に進学後に特別な支援を受けないまま学校生活を送っている現状がある(国立特別支援教育総合研究所,2017)。しかし、中学校のことばの教室に通っている生徒からは、ことばの教室に通うことに対して肯定的な意見が多く聞かれ、安心して自分の悩みを相談できる場所になっていることが推察された(国立特別支援教育総合研究所,2020)。 そこで、本研究では、中学校のことばの教室に通う言語に障害のある生徒の「言語障害のニーズ」や「中学生段階のニーズ」を明らかにし、「言語障害教育の専門性」を活用して生徒のニーズに寄り添った指導・支援を考察・整理することにした。また、研究の成果から、言語に障害のある生徒の主体性を育む指導・支援の在り方を明らかにし、実践事例集にまとめることを目的とした。 令和4年度は、新型コロナウイルス感染症予防を踏まえながら、訪問調査等を実施し、中学校のことばの教室の担当教員から言語に障害のある生徒のニーズについて把握することができた。また、各地のことばの教室の先生方や文献等から、言語に障害のある中学生の状況についての情報を収集することに努めた。 更に、「中学ことばの教室担当者の役割とあり方に関する研究-教室経営ガイドブックの作成-」(18K02775)の研究協力者、全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会に協力を依頼し、言語に障害のある中学生からの聞き取り調査の協力を依頼し、快諾を得ることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
令和4年度は、新型コロナウイルス感染症予防のため、当初予定した訪問調査等を実施することが難しく、中学校のことばの教室に通う言語に障害のある生徒のニーズについて把握することが困難であった。 各地のことばの教室の先生方や文献等から、言語に障害のある中学生の状況についての情報を収集することに努めた。また、「中学ことばの教室担当者の役割とあり方に関する研究-教室経営ガイドブックの作成-」(18K02775)の研究協力者、全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会に協力を依頼し、言語に障害のある中学生からの聞き取り調査の協力を依頼し、快諾を得ることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会が開催する全国大会(埼玉大会)にて、埼玉県内の中学校のことばの教室担当教員から情報を収集する機会をいただいた。また、千葉県の中学校のことばの教室の担当教員からも現状について話を伺うことになっており、テレビ会議システム等を活用して、言語障害のある中学生の現状と課題について、効率的に情報収集する予定である。 今後、令和3年度に実施した全国難聴・言障害学級及び通級指導教室実態調査(国立特別支援教育総合研究所,2023)の結果から、言語障害のある中学生を指導することばの教室5校程度協力を依頼し、調査を実施する。調査の結果から、言語に障害のある中学生の「言語障害のニーズ」や「中学生段階のニーズ」を考察・整理する予定である。 調査結果を踏まえて、言語障害のある中学生が通っていることばの教室に研究協力校を依頼し、「言語障害教育の専門性」を活用した指導・支援の在り方について実践研究を行う。
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