Project/Area Number |
21K02748
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Yamanashi Prefectural University |
Principal Investigator |
芳賀 了 山梨県立大学, 看護学部, 助教 (20883903)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 克明 武蔵野大学, グローバル学部, 教授 (90206467)
山田 光子 山梨県立大学, 看護学部, 特任教授 (10293474)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 小児看護学実習 / COVID-19 / 代替実習 / インストラクショナルデザイン / オンライン授業 / ハイブリッド授業 / 小児看護 / 看護学実習 |
Outline of Research at the Start |
学習効果を上げるためには、インストラクショナルデザインの知見に基づいた設計を行うことが望ましい。昨今のCOVID-19の影響により、看護基礎教育における臨地実習は、多くの大学ですべて、もしくは一部をインターネットを活用したオンライン授業を含めた実習に置き換える措置を行ったことが推察される。このような措置を行った看護基礎教育機関の小児看護学実習において、学習の効果・効率・魅力を維持・向上できた群とできなかった群では、どのような相違点があるのかを分析する。さらに臨地実習をオンライン授業を含めた実習に変更する際に、学修効果を維持させるためにはどのような要因があるかを明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度に取り組んだ文献レビューは現在学会誌に投稿中である。 2023年度は、「COVID-19を経験した小児看護学の教員が考える病院実習に対する教育的価値」というテーマで学会発表を行った。 小児看護学実習の形態は臨地のみという教育機関が増えていることが推察されるが、その群は実習目標を到達していると考える教員が有意に多かった。臨地実習だからこそ実習目標を到達できたと考えるのであれば、臨地実習でのみ学習できることは何なのかについて分析する必要がある。教員の記述を内容分析した結果、【援助的人間関係の構築に向けた患児やその家族との関わり】【疾患・入院・ケア等による患児・家族のリアルな反応・影響】【こどもの発達段階、個別性、状況に合わせた判断やケア】【現場で行われるケア等の実際】【小児看護への関心の高まり】【統合的な学び】【倫理的な課題に対する関わり】の7つのカテゴリが抽出された。 学会発表で得た意見等をもとに、分析を修正したうえで、論文執筆中である。学会発表で得た意見等をもとに、分析を修正したうえで、論文執筆中である。今後は臨地でしか学習できないことを、具体的にどう設計すればよいのかについて、検討していく必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年度に文献検索を行ったが、該当する論文が少なく、調査を2022年度にも継続したため、分析が遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
テキストマイニングの手法を用いて、記述データの分析を行う。最終的には新たな小児看護学実習の提案を行う予定である。
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