Project/Area Number |
21K02755
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
松本 美之 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (60727957)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹俣 一也 金沢工業大学, 教育支援機構, 教授 (50167491)
南出 章幸 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (20259849)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 工学教育 / PBL |
Outline of Research at the Start |
工学系グローバルPBL 実践において工学設計過程のステージごとの成果物(ここでは中間成果物とする)をどのような形態で提供したらプロジェクト活動が促進されるかについて検討する。それによりプロジェクト活動の同期の問題が解決し、「クラウド型グローバルPBL の実践フィールド」が構築できるようになる。学生同士のピアー・レビューが可能になるなど、正課授業でもグローバルPBL に取り組めるようになる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、学部低学年を対象とした工学設計活動を海外の大学等と協働または中間成果物共有の活動形態で実施し、そのプロジェクト活動を通して国際的な問題が俯瞰でき、さらに適正技術の思想を持ってユニバーサルデザインができる人材を育成するプログラムを検討していく。 これまで申請者らが学部低学年および高専教育用に進めてきた工学設計教育プログラムを基に、ユニバーサル系のデザインプロジェクトの教育プログラム、海外の大学等から学生の参画を想定したプロジェクトにおいて遠隔からアイデアを伝えるシステムの基盤の構築、また初期のアイデアなどの中間成果物に対する製作支援用の教材について検討する。多方面のテーマから学生にプロジェクトテーマを選定させることは失敗のリスクが高まると考え、まずはこちらで題材を提供することにした。当該年度は低学年児童のための新しいプログラミング教育の検討をテーマとして提供した。そのため、まずは教育プログラムの基盤となるシールとスキャナを使ったロボット教育システム(シールプログラミングシステム)を遠隔利用できるように改良を検討した。シールプログラミングは日本において、小学校児童に対するプログラミング教育に利用されており、このテーマを海外の大学等と協働して教材の立案や教育プログラムの開発を行うようにすることを検討する。シールプログラミング教材システムはこれまで物理的なシールでプログラミングを行っていたが、遠隔利用できるようにその機能をWeb入力できるように改良した。また、物理的なロボットを動かすだけではなく、PC画面上でシミュレーションできる機能も併せて開発した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
遠隔利用できるシステムにうまく改良できたことで基盤が構築された。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の予定通り推進する。次年度は今年度開発した遠隔利用システムを使って、ロボットフィールド、教育方法、教材の開発を学生たちが協働プロジェクトで行っていく方法を検討する。
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