Project/Area Number |
21K02769
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Tsukuba University of Technology |
Principal Investigator |
井口 正樹 筑波技術大学, 保健科学部, 准教授 (20637087)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 視覚障害 / 理学療法 / 視覚障害者 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、視覚に障害のある理学療法学(PT)を専攻する学生が、身体運動に関して学ぶ運動学において、筋活動や関節角度を音で認識できる聴覚フィードバック(Auditory Feedback, AF)が、より効果的・効率的な学習の一助となるかを検討する。まずは、視覚に障害のあるPT学生が学習において、どのような困難を抱えているかを明らかにする。そして、最適な音デザインを検討し、最終的にはそのAFを用いて実験を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
超高齢化社会を迎えている我が国においては、医学的リハビリテーションの一翼を担う理学療法士への期待が高まっている。また、視覚障害者にとって理学療法は、数少ない開かれた職業として半世紀以上の教育実績がある。しかしながら、動きの専門家である理学療法を学ぶ際に、複雑な図を資格的に捉えるのが困難である場合が多い。本研究ではバイオフィードバック技術を視覚障害を有する理学療法学生への教育に応用することを目的としている。該当年度では、実際に視覚障害を有する理学療法学生へヒアリングを行い、理学療法を学ぶ上で、どのようなことに困っているか、などの情報を得た。学生からは、歩行中の足元などの細かい部分の把握が難しい、補講時の筋肉の収縮タイミングなどを把握するのが難しい、という意見が聞かれた。足元の情報は足関節に電子角度系を装着し、また筋肉の収縮タイミングは筋電センサーを貼付し、データをリアルタイムで音に変換することで、実際に歩きながら音に変換されたデータを聞くことで、学習がより容易になると考える。今後はこれらのシステムを構築し、実際に視覚障害のある学生に試してもらい、意見を聞いていきたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新たなセンサの購入やそれらの準備、システム構築などに予想より時間を要したため
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Strategy for Future Research Activity |
今後はさらにヒアリングを行い、システムの構築を本格化する。
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