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Developing a Writing System to Enhance Learners' Awareness to Linguistic Form

Research Project

Project/Area Number 21K02773
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 09070:Educational technology-related
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

康 敏  神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (60290425)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大月 一弘  神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (10185324)
柏木 治美  神戸大学, 大学教育推進機構, 教授 (60343349)
川村 晃市  鹿児島純心大学, 人間教育学部, 准教授 (80846593)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Keywordsライティング支援システム / CALL システム / Focus on Form / テキストエンハンスメント / 気づき / 句動詞 / Reading-to-write / 語彙 / 言語形式への気づき / CALL / ライティングシステム / FonF / 自然言語処理
Outline of Research at the Start

本研究は、学習者の作文する過程に焦点をあて、自然言語処理技術を活用し、個々の学習者の語彙や文法などへの気づきを高める新しいタイプの学習者適応型作文支援システムを開発し、実践的に評価を行うものである。システムには、学習者に外国語の語彙や文法などに気づかせる機能を実装することにより、正しい文法に繰り返し学習させ、文法上の誤りの軽減を図り、教師による添削労力の軽減および学習者の主体的に作文する能力の向上につながることを目標としている。システムは、英語と中国語を対象にして実装し、使い勝手と学習効果の両面から評価し、ライティング指導において現場の手助けになるシステムの構築を目指している。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、作文の産出過程に焦点をあて、自然言語処理技術を活用し、従来の作文産出後の添削方式と異なった個々の学習者の言語形式への気づきを高める新しいタイプの学習者適応型作文支援システムを開発し、実践的に評価を行うことである。システムには、学習者の言語形式への気づき(Focus on Form) を高める機能の実装により、正しい文法に繰り返し学習させ、文法上の誤りの軽減を図り、教師による添削労力の軽減および学習者の主体的に作文する能力の向上につながることを目標としている。言語形式への気づきは語彙の使い方への気づきと文法項目への気づきに分ける。学習者のライティング能力をレベル分けし、書く前の準備作業段階においても、書く過程においても、さらに教師による添削前の自己修正段階においても、語彙と文法の二つの側面からネイティブ表現に気づかせ、その習得および作文への活用を促す機能を開発する。
令和5年度では、これまで開発したプロトタイプのライティング支援システムをベースに、2種類のテキストエンハンスメントの手法を実装して、それぞれの効果を実験により検証した。ライティングを行う前の単語学習において、看護学科の34名の学生に対して実施した実験では、文脈ありのフォントサイズ拡大手法は文脈なしの手法より専門用語の英語に対する気づきに有効であることを明らかにした。また、29名の大学1年生に対して実施したライティング練習では、3人称単数現在形をターゲットフォームにし、明示的と暗示的テキストエンハンスメントの手法を用いた。その結果、明示的な手法が暗示的な手法より有効であることが示唆された。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

令和5年度では、書く前の準備作業段階において単語への気づきの手法を考案し、システムへの実装を行った。同時にReading-to-writeタスクにおいて教師によって指定したターゲットフォームを自動的に太字とカラーリングすることによってテキストエンハンスメントを実現する機能を実装した。それぞれの手法の有効性を実験によって確認した。ターゲットフォームを複数のテキストエンハンスメント手法による実装や教師による添削前の自己修正段階においての実装は進行中である。

Strategy for Future Research Activity

今後の研究としては、教師による添削前の自己修正段階において、語彙と文法の二つの側面からネイティブ表現に気づかせる手法の開発と実装に焦点を当て進めていく予定である。書く段階と同様に、文法項目への気づきは、文の構造に注目して行う。リーティングの文章を構文解析し、センテンスパターンに分類し、その分布を示すると同時に、学習者作文も構文解析し、センテンスパターンに分類する。比較することによって、リーティングの文章の文構造の細部及び文体の多様性に気づかせ、さらにネイティブ表現との違いにも気づかせ、文法上の誤りの軽減を図る。昨年度に続いて、センテンスパターンは中学校で習得する基本的構文から大学レベルの構文まで分析し、構文解析器を利用してセンテンスがどの文型に属するかを自動分類できるように構築する。また、比較の際に、リーディングリの文章で使用したセンテンスパターンの一覧を使用頻度の高い順に示し、テーマに関わる文章に使用する主な文体の把握を可能とする。ライティング授業で習得対象となる語彙と文法項目の指定は教師によって行うか教科書に基づいて予め自動生成する。
実装した各機能について実験を行い、その有効性を検証し、システム全体を完成する予定である。これらの研究成果をまとめ、発表を行う。

Report

(3 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2024

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] Effects of Input Enhancement on Vocabulary Learning in Web-based Learning Environment2024

    • Author(s)
      Min Kang, Koichi Kawamura, Harumi Kashiwagi
    • Journal Title

      Proceedings of 2024 12th International Conference on Information and Education Technology (ICIET 2024)

      Pages: 72-76

    • Related Report
      2023 Research-status Report
    • Peer Reviewed
  • [Presentation] Web 学習環境のテキストエンハンスメントによる学習者の英文法への気づき2024

    • Author(s)
      康 敏, 川村 晃市, 柏木 治美, 大月 一弘
    • Organizer
      日本教育工学会2024年春期全国大会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2021-04-28   Modified: 2024-12-25  

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