Research on Programming Environment with Highly Abstract Descriptions of Information Systems Learning
Project/Area Number |
21K02791
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
|
Research Institution | Osaka Gakuin University |
Principal Investigator |
西田 知博 大阪学院大学, 情報学部, 教授 (00283820)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中西 通雄 追手門学院大学, 経営学部, 教授 (30227847)
松浦 敏雄 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 名誉教授 (40127296)
安留 誠吾 大阪工業大学, 情報科学部, 教授 (50252721)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | 情報システム / プログラミング学習 / シミュレーション / データ分析 / 情報科 / DNCL / Webアプリ |
Outline of Research at the Start |
本研究では、抽象度の高い命令を用意することで、POSシステムなど情報システムで扱う情報の分析や、システムの部分的な作成体験を、既存言語より短いコードでプログラミング可能な仕組みを導入する。具体的には、申請者らがこれまで開発してきた初学者用のプログラミング環境をベースとして、学習用のシミュレータを開発し、簡潔なコードで実用的なシステムのシミュレーションやデータ分析が行えるようなライブラリの提供を目指す。このために必要な機能・仕組みを考案・実装し、その有効性を明らかにし、高校を始めとした学校現場で使える環境を提供する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,日本語キーワードを用いたWeb上の初学者用プログラミング環境wPENをベースに,簡潔なコードでシミュレーションなどの多様な学習内容を実装することができるようなライブラリを提供することにより,高等学校などでそれらのプログラミングを通じた効果的な学習が可能であるかの検証を目的としたものである。また,情報システムの一端をプログラムとして実装するような環境を開発し,システム構築を体験できるような教材の提供を行い,それらから得られる結果や,WebAPIなどを経由して得た外部に存在するデータを,学習者が理解しやすいように可視化するシステムの開発も目指している。 今年度はライブラリおよび可視化システムの設計を行い,一部の可視化ツールを作成した。また,wPENとの連携をするためのライブラリについて実装を行った。wPENに関してはWebを使わずにプログラムの実行が可能な環境の構築も行った。 教材開発に関しては,学習する情報システムの題材をコンビニエンスストアのシステムとし,実装したライブラリと可視化システムを用いたシミュレーションの教材の検討を行った。また別の教材として,航空券購入システムを題材とする検討を行った。これらについては別途開発しているCBTシステムとの連携を考え,作成している教材を用いた学習を行った後の学習者評価をどのように行っていくかの検討も行った。 データの可視化システムに関しては利用できるWebAPIの情報について整理し,それぞれを利用をするための要件を整理して,いくつかのWebAPIについて可視化ができることを確認した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
ライブラリおよび可視化システムの設計と,可視化システムの一部の実装を行った。しかし,感染症の影響のため引き続き高等学校の現場に赴きにくい状況であったため,現場のニーズに対する適合の調査と実践に遅れが生じている。
|
Strategy for Future Research Activity |
システムとライブラリの実装を終え,それらを使った教材を完成し,その評価を行う予定である。これまで高校現場に赴いての評価ができていなかったので,それも含めて全体の評価を行う。研究スケジュールに遅れがあるので,研究期間の延長も検討し,研究成果の発表も進めていく予定である。
|
Report
(2 results)
Research Products
(3 results)