「低接触機会・短期型の野外スポーツ実習にむけたVR型教育プログラムの構築」
Project/Area Number |
21K02807
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
辻川 比呂斗 順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (10348980)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | 教育工学 / 野外教育プログラム / 拡張現実(VR) / society5.0 / 生理学的変数 / 野外スポーツ実習 / VR・拡張現実 / アクティブラーニング / COVID-19対策 / Society5.0 |
Outline of Research at the Start |
野外教育では、非日常的な体験を通して、様々な経験や内省を繰り返し、主体性を育む。2020年初めに世界的に拡大していった新型コロナウイルスにより、新しい生活様式を踏まえた体験教育プログラムを提供する必要性が高まってきている。 野外活動においても、低接触機会・短期型で十分な教育効果があるプログラムの開発は急務といえる。本研究ではVR装置等を用いた野外教育プログラムを開発し、接触機会を減らしても十分な成果を上げるためのテクノロジー導入が体験学習の成果にどのような影響を与えるかを明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
2020年初めに世界的に拡大していった新型コロナウイルスにより、我々は新しい生活様式を踏まえた体験教育プログラムを提供する必要がある。平成10年 (1998)に出された中央教育審議会答申「新しい時代を開く心を育てるために」においても、長期の自然体験プログラムなど青少年の野外活動の機会が短いことが懸念されている。更にそこから20年が経ち、経済的にも疲弊している中で野外活動の重要性は見直されているものの、長期の自然体験プログラムへの参加者も増加しているとは言い難い。 なぜ野外教育・野外スポーツ実習などの体験学習プログラムは「対面」「集中(講義)型」での実施が効果的とされるのか?といった学術的「問い」を明らかにするため、本研究では、本研究では「VR*装置等を用いた野外教育プログラムは、接触機会を減らしても十分な成果を上げることが可能である」との仮説を実証することを目的としている。VR装置などのテクノロジーの導入によって体験学習の成果がどのように影響を受けるのかを明らかにする。 本研究は、①具体的には野外スポーツ教育用VRシステムの構築、それを用いた実習ガイダンスの実施・導入 ②VRシステムの野外スポーツへの適用とその評価・VR機器を用いた体験学習プログラムのニーズの把握の2つを目標として設定している。 2023年はそれまでのVR動画再生プログラムと実際の動画との調整を行い、実際の野外スポーツ実習においてでの実装を目指す予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
開発したVR動画再生プログラムについて、委託業者にVR機器の操作等の件でディスカッションを行った際に、開発当初に関わっていた社員の離脱およびその際のクラウドデータの消去のため、もし要求に応える必要がある場合、ゼロベースでの開発になるとのこととなった。研究費を新たな開発に回す事は出来ないため、既存のプログラムベースで実施できるよう、ソフト面(動画撮影など)の工夫などによって対応する必要がある。
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Strategy for Future Research Activity |
上記のようにプログラムの調整が不可能な現状となってしまったことに続き、2023年5月より5類となったため、教育現場での低接触機会という本研究の目的を変更する必要が余儀なくされている。そのため、「VR機器を用いた運動学習における効率性」など目的自体を変更する必要性も検討している。これまでのパイロット実施の際にその可能性を見出しているため、VR機器と360°動画を用いた運動体験に関する基礎データの集積を行うことで、本研究課題を進めていきたいと考えている。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)