Theory and Practice for Sustainable Societies by Creative Learning in Authentic Environments
Project/Area Number |
21K02812
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
宮田 義郎 中京大学, 工学部, 教授 (00239419)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南部 美砂子 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 准教授 (10404807)
上芝 智裕 中京大学, 工学部, 准教授 (30340186)
亀井 美穂子 椙山女学園大学, 文化情報学部, 准教授 (40410609)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | LDP / オーセンティック学習 / Local Domestic Products / 創造性 / 学習アージ / 創造的行為の視野 / SDGs / 持続可能社会 / ローカル資源活用 / オーセンテッィク環境 / ものづくり / アージ |
Outline of Research at the Start |
市民が日常的にものづくりをできるための小規模の工房を各地域に設置する。工房は、地域の学生がスタッフとして運営し、自然素材とICTを使ったもの作りのワークショップなどを定期的に開催すると同時に、市民が日常的に活用できる工作環境を整える。この工房での次のような活動デザインにより、イベント的実践から継続的実践へ、さらにオーセンティック環境での実践への動機付けを高める。各地の工房は、運営する学生や連携する専門家の得意分野や地域資源により、設備、素材、活動に特色を持たせる。多様性のある各地の工房をネットワーク化して情報交換やコラボレーション制作することにより、学生、専門家、参加者の視野を広げていく。
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Outline of Annual Research Achievements |
バンコクとコラボした廃棄食品の堆肥化では、微生物を扱う人が境界を超えて共生していく事が観察された。AIなどによる道具の情報化による、道具と使う人の間の境界、社会の大規模化とグローバル化に伴う、生産者と消費者の間の境界によって、創造性が抑制されており、もの作りの実践では、使えるもの境界や出来ることの境界の曖昧化により創造性が働くことが観察された。 ものづくりや共創コミュニティでのフィールド分析では.(1) 異なるジェンダーを演じる対話のデザインで,個人内の境界とプレイヤー間の境界を越えて新たな関係性が構築され,男性/女性の二元論を超越した新たなジェンダー像の「集合的創造」の可能性を開いた.(2) メディアアーティスト・家具職人・情報デザイナーによるもの作りでは,それぞれの思いを共通基盤とし,関係性を動的に変化させながら,利他的に発達していく「活動構成型デザイン」の実践モデルが見いだされた. 多様なワークショップを提供する企画者が学び合う2回の「あいちワークショップギャザリング(AWG)」での観察とインタビューにより、対面イベントの中でのオンライン出展者を支援する立場にとって試行錯誤や問題解決の場、また出展者同士の学び合いを促す可能性が示唆された。また、オンライン出展と他の出展者との情報共有の有効性を指摘した。 ヴォイスギャラリー(京都)における展覧会「our code」の企画制作と、大阪関西国際芸術祭アートフェアにおいて、幸村真佐男によるCTGの初期CG作品と、鈴木昭男の身体性に基づいたドローイングを中心に出展し、創造的活動においてコンピュータや情報技術が果たす役割と身体性の関係を考察した。音とグラフィックの関係を探るプロジェクトphono/graphでは、2度の勉強会を経て、streaming heritage 2022 ストリーミング・ヘリテージ|台地と海のあいだに出展した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
Covid-19の影響により、グローバルな実践が困難となっていた。特にWorld Peace Song Projectは、参加パートナーによる合唱が困難だったためほとんど活動できなかった。計画していたエジプトでの農村支援も実現していない。 あいちワークショップギャザリングでは、複数の出展者が集まることで、参加者の多様な興味・想像力を引き出す学び、多様な背景を持つ企画者同士の学び合い、そしてそれらを地域社会ともつなぐ運営者のメタな視点の学びを目指し、参加者、企画者、運営者そして地域で、持続的関係構築を行ってきた。また、2022年12月に岐阜ワークショップギャザリングに出展するなど、他地域でのワークショップ兼交流会で学生が出展する支援が実現している。しかし、交流が東海地域に限定される傾向にあった
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Strategy for Future Research Activity |
宮田は、World Youth Meeting 2023 では再びバンコクとのコラボによる食資源循環プロジェクトのプレゼンと映像制作を行う。9月上旬日本認知科学会大会で堆肥化プロジェクトにおける実践と理論的発展について発表する。南部は、日本認知科学会第40回大会(2023年9月)において発表予定.(2)の一部は,第70回日本デザイン学会(2023年6月)でも発表予定。亀井と宮田のあいちワークショップギャザリングでは、前年度の試みを受け、次年度オンラインで参加したいとする出展者も出てきており、複数ワークショップにおける対面出展とオンライン出展の境界を超えて、地域間をつなぐ運営デザインを明らかにしていく。上芝は、2022年度末に実施したアートプロジェクト, カンブリアンゲームの実践を通じて、芸術作品制作過程における生成AIの効果について考察し、5月上旬、鳥取のローカル実践プロジェクトであるホスピテイルプロジェクト主催のパブリックトーク「知るのつくりかた #7」に登壇し発表した。昨年に引き続き9月にヴォイスギャラリーにおいて「our code」の続編にあたる展覧会を実施予定である。 宮田と上芝は、9月中旬にはヴェネチアでの国際学会Re:Sourceにおいて、メディアアートにおけるミクロとマクロの境界についての実践と理論的発展について発表。下旬にはエジプトの農村支援と合わせ、世界各国で活動が再開しているWorld Peace Song Projectのグローバルなライブイベントを開催予定。 以上のような各地域での実践を、6月のデザイン学会(東京)、9月の認知科学会(函館)と国際学会Re:Source(イタリア)において共有し、統合するための議論を進める。
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Report
(2 results)
Research Products
(24 results)
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[Presentation] World Peace Song Project2021
Author(s)
Yoshiro Miyata, Maho Suzuki, Yuzuka Inui
Organizer
the RiseUp4SDGs Conference Episode 16 on #SDG16 Peace Justice and Strong Institutions
Related Report
Int'l Joint Research
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