カレッジ級数学におけるAI・データサイエンスリテラシー習得のための教材開発
Project/Area Number |
21K02918
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09080:Science education-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University College of Technology |
Principal Investigator |
楢崎 亮 大阪公立大学工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (20567929)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松野 高典 大阪公立大学工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (30311046)
稗田 吉成 大阪公立大学工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (80321454)
鬼頭 秀行 大阪公立大学工業高等専門学校, その他部局等, 講師 (40866951)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2022: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | データサイエンスリテラシー / 数学 / AI / カレッジ級数学 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、高等教育機関で学ぶ数学の内容(線形代数学、微分積分学、最小二乗法、勾配降下法、ベイズ統計学など)の応用例として、ディープラーニング理論の基本事項を大学や高等専門学校の数学カリキュラムの中に効果的に取り入れた新しい数学カリキュラムおよび教材を作成する研究を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
申請書の研究実施計画(I)「AI教育に関連する国内の研究集会へ参加し、AI教育の最新の情報を収集すること」に関して、国内のAI 教育のシンポジウムに参加し、情報の収集を行った。 研究実施計画(II)「大学や高専を訪問し、AI 教育の実践例についての情報を収集すること」については、コロナ禍により訪問ができなかったため、Webやオンラインで情報収集を行った。 (IV)「適正な授業時間配分を検討するための模擬授業の実施・テキストの作成」に関しては、昨年度研究実施計画(III)「授業に教材として用いる AI を作成するためのデータ収集作業」で実施したデータ収集をもとに、実際に授業やレポート等の課題で活用しながら検討を進め、作成に取り掛かっている。 研究実施計画(I)の具体的内容として、国立情報学研究所「第63回 大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム」などに参加した。 研究実施計画(II)の具体的内容として、「第5回 数学教育セミナー オンラインを利用した数学教育の現状とこれから」に参加し「大阪公立大高専におけるICTを活用した数学教育」というタイトルで発表も行なった。(IV)「適正な授業時間配分を検討するための模擬授業の実施・テキストの作成」の具体的内容について、2022年11月に岩手県民情報交流センターで行われた「高専数学教育研究会」に参加し、「AI・データサイエンスリテラシー習得のための教材例」というタイトルで発表を行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在までは概ね申請書の研究実施計画通りに進行している。 研究実施計画(IV)「適正な授業時間配分を検討するための模擬授業の実施・テキストの作成」について、途中段階ではあるが2022年11月に研究集会で発表し、他の教育機関の数学研究者達からの意見をもらった。
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Strategy for Future Research Activity |
申請書の研究実施計画に基づき、2023年度は(IV)「適正な授業時間配分を検討するための模擬授業の実施・テキストの作成」を継続し、(V) 「既存科目のシラバス再編作業」を実施することを進める。また、(VI) 「成果発表」について、2023年度の日本数学教育学会および日本高専学会などでの発表を予定している。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)