摂食障害予防を目的とした基礎的研究および予防的介入プログラムの開発
Project/Area Number |
21K03077
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
|
Research Institution | Kanagawa University |
Principal Investigator |
山蔦 圭輔 神奈川大学, 人間科学部, 教授 (80440361)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
葦原 摩耶子 神戸親和大学, 教育学部, 准教授 (40513809)
大森 美香 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50312806)
栗林 千聡 東京女子体育大学, 体育学部, 講師 (50866316)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
|
Keywords | 摂食障害 / ボディ・イメージ / 痩身理想の内在化 / 心理教育プログラム / 食行動 / メディアからの影響 / 他者評価 / 栄養管理 / CBT-E / 食行動異常 / 予防 / 認知行動療法 / 心理教育 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,特に思春期・青年期女性を対象に,対象者の属性や特徴(一般健常者,ダイエット実行者,アスリート,摂食障害患者)を考慮した調査を実施し,対象者の特徴ごとに,痩身理想の内在化の規定因を加味した心理・行動的メカニズムを解明し比較・検討する。また,解明した心理・行動的メカニズムを踏まえ,対象者の属性や特徴ごとに適正化した予防的心理教育プログラムを開発し,効果を検証する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,摂食障害予防を目指し,「痩身理想の内在化の規定因は,対象者によらず同様なのか?」「本当に効果がある介入法とは一体どのようなものなのか?」という二つの問いを掲げ,対象者の属性を加味し,痩身理想の内在化を規定因の同定と心理的メカニズムを解明すること,対象者の属性・特徴を踏まえ適 正化した介入法を開発することを目的とし,研究を遂行している。 こうした中,痩身理想の内在化を規定因の同定と心理的メカニズムを解明を目的とし,2022年度では,調査項目などの準備を行い,2023年度では調査を実施し分析するとともに論文化し発表する予定であった。しかしながら,調査対象者を募るプロセスが遅れており,全体的な研究の遂行が遅延している。一方で,調査対象者の選定や,研究者所属機関における研究倫理審査への申請など本研究を遂行する上での準備は整っており,2024年度には,成果をまとめ,本研究の当初のテーマである基礎的研究ならびに基礎的研究を踏まえた介入法の策定と効果検討を行うことを予定している。また,本研究に関連し,さまざまなシンポジウムや学術集会などでこれまでの知見を発表した。さらに,摂食障害はさまざまな心理的要因が複雑に混在していることから,本研究テーマに近接する心理的変数を取り上げた研究も,今後,積極的に遂行する予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
調査対象者の選定および調査の実施の計画が大幅に遅れているため,研究自体の計画が大幅に遅れている。
|
Strategy for Future Research Activity |
第一に予定している調査を迅速に実施し,研究成果としてまとめる。第二にこれまでの知見および今後の調査研究結果でもたらされる知見をまとめて最終目的である心理教育プログラムを完成させる。
|
Report
(3 results)
Research Products
(31 results)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[Presentation] Association between dietary intake patterns and psychological factors.2021
Author(s)
Yamazaki, Y., Omori, M., Sugawara, M., Akamatsu, R., Matsumoto, S.,Iwakabe, S. Fujiwara, Y., & Kobayashi, T.
Organizer
31st International Congress of Psychology (#2396)
Related Report
-
-
[Presentation] Nutrition information-seeking practices as a double-edge sword in female college students.2021
Author(s)
Omori, M., Yamazaki, Y., Matsumoto, S., Fujiwara, Y., Sugawara, M., Akamatsu, R., Iwakabe, S., & Kobayashi, T.
Organizer
the 2021 European Health Psychology Society
Related Report
-
-
-
[Book] 心理療法統合ハンドブック2021
Author(s)
日本心理療法統合学会、杉原 保史、福島 哲夫
Total Pages
262
Publisher
誠信書房
ISBN
9784414416787
Related Report