Psychological couple counseling after azoospermia diagnosis
Project/Area Number |
21K03111
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | Dokkyo Medical University |
Principal Investigator |
小泉 智恵 獨協医科大学, 医学部, 研究員 (50392478)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 弘 獨協医科大学, 医学部, 特任教授 (00177057)
杉本 公平 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20297394)
岩端 威之 獨協医科大学, 医学部, 講師 (90713248)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 心理カウンセリング / 治療終結 / 生殖医療 / 無精子症 / 生殖心理カウンセラー / 公認心理師 / 夫婦 / ランダム化比較試験 |
Outline of Research at the Start |
体外受精・胚移植で子どもが授からない夫婦が多数いるにもかかわらず、心理支援がほとんどない。特に無精子症と診断されると、男性が生物学的な親となり子どもを持つことができず、個人のメンタルヘルス、夫婦の関係性、ライフコースの意思決定で葛藤が生じやすく、子どもを設けた場合はその子どもの出自を知る権利と真実告知、そして生物学的親子でない家族関係の形成といった長期的な心理社会的な課題が発生する。 そこで本研究は、無精子症と診断された患者夫婦を対象として個々人のディストレス、夫婦関係の改善と今後のライフコース選択の葛藤軽減のための心理カウンセリングを開発し、その効果評価を行うことをの目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、無精子症と診断された患者夫婦を対象として個々人のディストレス、夫婦関係の改善と今後のライフコース選択の葛藤軽減のための心理カウンセリングを開発し、その効果評価を行うことである。2021年度は心理カウンセリングの開発をおこなった。 本研究の前年度(2020年8月)から心理カウンセリングの資材案を準備し介入研究を開始した。2021年度はそれを海外のガイドライン研究によってブラッシュアップさせて心理カウンセリング資材とマニュアルを改良した。2022年度はその効果評価として、生殖補助医療登録施設で無精子症と診断された既婚男性とその妻を対象として、上述した資材を用いた心理カウンセリングを実施した夫婦は、心理カウンセリングを受けなかった夫婦に比べて、精子提供による生殖補助医療施設への受診を希望するか比較検討することを目的とした。研究デザインは後ろ向きコホート研究で、アウトカム変数として、精巣内精子採取術日から10か月(300日)以内に精子提供による生殖補助医療の実施施設への紹介状作成日までの期間を観察した。カプランマイヤー推定法、コックス比例ハザードモデルを用いて、妻の年齢、初診時不妊期間、男性の染色体検査結果を共変量として分析した結果、夫婦で心理カウンセリングを受けると精子提供による生殖補助医療施設への紹介状を希望する割合が上昇した。妻の年齢、初診時不妊期間、男性の染色体検査結果を統制した上で瞬間紹介状希望率は夫婦で心理カウンセリングを受けたとき2.9倍だった。結論として、本研究で作成された心理カウンセリングはライフコース選択を円滑にする効果があることがわかった(論文投稿準備中)。次年度は前向き研究を実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究2年目の成果を論文執筆し、投稿準備中である。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の予定通り、2023年度は心理カウンセリングによる前向き介入研究を実施する予定である。現在、倫理申請に向けて準備中である。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)