Dependable control for multi-agent systems
Project/Area Number |
21K04107
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 21040:Control and system engineering-related
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
和田 孝之 大阪大学, 大学院情報科学研究科, 准教授 (60599207)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 制御工学 / 数理工学 / ディペンダビリティ / アルゴリズム |
Outline of Research at the Start |
本研究課題では人を含む制御システムを対象にし,情報システムとしての性格を有するようになった制御システムには,信頼性,完全性,安全性,可用性,保全性からなる頑健さの指標(ディペンダビリティ)を備えるべきであるという考えのもと,複数の意思決定主体が存在する制御系に着目し,1) 協力する・協力しないという関係性はどこからくるのか,2)インタラクションが存在する場合のディペンダビリティとは何か,3) データに基づくディペンダビリティの実現手法(どのように制御を行えば,ディペンダビリティを保証可能か)を検討する.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題では人を含む制御システムを対象にし,情報システムとしての性格を有するようになった制御システムには,信頼性,完全性,安全性,可用性,保全性からなる頑健さの指標(ディペンダビリティ)を備えるべきであるという考えのもと,複数の意思決定主体が存在する制御系に着目し,a) 協力する・協力しないという関係性はどこからくるのか,b)インタラクションが存在する場合のディペンダビリティとは何か,c) データに基づくディペンダビリティの実現手法(どのように制御を行えば,ディペンダビリティを保証可能か)を検討することを目標としている. 研究最終年度は引き続き,b),c)について検討を行った.全体システムの評価関数をもとに各意思決定主体の評価関数を設計できるかを有限時間最適制御問題を対象に設計を行い,解析・ならびに設計手法を検討し,一つの解を与えた.別の問題として,意思決定主体が無数に存在する状況下において,各意思決定者が持つ意見の推移を定式化したダイナミクスが受動性をもつことを確認した.受動的なシステムを制御するための制御器は対象のダイナミクスが正確に分からなくとも設計できるため,非常に有用であると考えている.なお,そのようなシステムを離散化した場合に挙動も解析した.なお,c) については,データにはノイズが含まれることが一般的であり,ノイズに対して頑健であることが知られている中央値を用いてシステムの基本的な性質を定義できないかを引き続き検討した.具体的には中央値の指数安定性を定義し,対象システムがそのような性質を有するための解析条件を導出した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
計画では3年で研究を終わらせる予定であったが,作業の遅れ等もあり,最後に研究をまとめきれなかった.本年度はこれまでに導いた結果をまとめることに注力する.
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Strategy for Future Research Activity |
ここまでの3年で研究はほぼ終わっているため,問題はほぼ無いと考えている.現在までの進捗状況で述べたように,新しい結果を追うのではなく,成果をまとめることに注力したい.
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Report
(3 results)
Research Products
(19 results)