建機と作業員の協調作業における生産性と安全性を両立する危険予測メカニズムの解 明
Project/Area Number |
21K04291
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 22050:Civil engineering plan and transportation engineering-related
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Research Institution | Shibaura Institute of Technology |
Principal Investigator |
中川 雅史 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (10415721)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | ICT建機 / LIDAR / モデリング / 地理情報システム / 動体抽出 / 動体追跡 / 危険度予測 / 施工空間モデリング / 都市土木 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,都市土木へのICT建機導入によって安全性と生産性を同時に高めるにあたり,①都市土木の施工空間における作業の危険度をどのように定量化できるか,②作業者と建機の協調作業での生産性と安全性をどのように評価できるか,という学術的な問いにもとづき,都市土木における施工の生産性と安全性を両立するための方法論を明らかにすることを目的とする.(A)作業の危険度を定量化するための仕組みの構築,(B)作業者と建機の協調作業での生産性と安全性の評価を通じ,提案手法が建機施工のみならず,建機との協調空間での人の行動理解がより深化できるか調査研究する.
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Outline of Annual Research Achievements |
施工現場への3D計測や情報通信技術(ICT)の導入においては,定量的な危険の把握が必須となるが,生産性と安全性という,一見相反する条件を同時に解決する境界線を探ることで,定量的な危険予測を技術者が受容するメカニズムを明らかにする必要がある.本申請は,都市土木へのICT建機導入によって安全性と生産性を同時に高めるにあたり,①都市土木の施工空間における作業の危険度をどのように定量化できるか,②作業者と建機の協調作業での生産性と安全性をどのように評価できるか,という学術的な問いにもとづき,都市土木における施工の生産性と安全性を両立するための方法論を明らかにすることを目的とする.(A)作業の危険度を定量化するための仕組みの構築,(B)作業者と建機の協調作業での生産性と安全性の評価を通じ,提案手法が建機施工のみならず,建機との協調空間での人の行動理解がより深化できるか調査研究する.令和5年度では,(A)作業の危険度を定量化するための仕組みの構築 に関する取り組みとして,(a)マルチレイヤ空間モデルを利用した施工状況整理,および,(d)作業者への新しい安全教育方法の構築 を計画した.また,(B)作業者と建機の協調作業での生産性と安全性の評価 に関する取り組みとして,(e)施工空間のモデリングによる危険予測の実証,(f)技術者を対象とした定量的危険予測の利用可能性の検証,(g)模擬施工現場および実施工現場での実証と検証,(h)危険予測へのフィードバックの検証 を計画した.
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Report
(3 results)
Research Products
(22 results)