Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Outline of Annual Research Achievements |
〇Agrobacterium sp. No.201の反応条件検討 Agrobacterium sp. No.201の洗浄菌体に, 5, 10, 20, 30, 50, 100 g/Lのセロビオース, 7 g/Lの2-フェニルエタノールを含むリン酸緩衝液 (20 mM KPB, pH7.0) を加え、インキュベーターで190rpm, 30℃で96時間反応させた。メタノールで反応を停止後, HPLCで配糖体の蓄積量を測定した。2-フェニルエタノール-β-D-グルコシド合成反応のセロビオース濃度依存性を検討した。また、Agrobacterium sp. No.201の洗浄菌体に, 1, 3, 5, 7, 9 g/Lの2-フェニルエタノール, 100 g/Lセロビオース溶液を含むリン酸緩衝液 (20 mM KPB, pH7.0)を加え, インキュベーターで190rpm, 30℃で96時間反応させた。メタノールで反応を停止後, HPLCで配糖体の蓄積量を測定した。2-フェニルエタノール-β-D-グルコシド合成反応の2-フェニルエタノール濃度依存性を検討した。配糖化反応の検討は、セロビオースを主炭素源とした培養液から調整した洗浄菌体に基質を添加することで行った。生成配糖体の定性・定量はTLC, HPLCを用いた。生成したフェネチルアルコール配糖体は、分離精製し、NMR及びLC-MSにて構造解析を行った。これらの結果から、Agrobacterium sp. No.201は、基質フェネチルアルコールに対し高い単糖配糖体の合成活性を示した。また、NMRによる構造解析の結果、フェネチルアルコール-β-D-グルコピラノシドであることを確認した。反応温度、基質濃度の検討を行ったところ、7 g/Lフェネチルアルコール、100 g/Lセロビオース, 40℃での合成において、モル収率15.2%であった。
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