Project/Area Number |
21K06603
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 47040:Pharmacology-related
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
小島 史章 北里大学, 医療衛生学部, 准教授 (30550545)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 治仁 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (00550857)
坂本 信一 千葉大学, 医学部附属病院, 准教授 (70422235)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | プロスタノイド / 乾癬 / 皮膚免疫 |
Outline of Research at the Start |
乾癬(かんせん)は免疫の異常を伴うことが示されているがその病因の詳細は未だ解明されていない。そのため、乾癬の病態形成機序を解明し、その機序をベースとして病態を制御する新たな治療法を開発することは急務といえる。本研究は、申請者が見いだした膜型プロスタグランジン(PG)E合成酵素-1(mPGES-1)の乾癬病態に対する作用に着目して、乾癬の病態形成機構を明らかにすることを目的としている。本研究成果は、乾癬の病態形成機構の解明とそれを基盤にした新規治療法の開発に資することが期待できる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、遺伝子改変マウスを用いてPGE2生合成系に起因する免疫系の制御に主眼をおいた乾癬の病態形成機構の解明を目的としている。昨年度までの解析で、乾癬の主要な病変部位である皮膚におけるPGE2産生の大部分を特定のPGE合成酵素アイソザイムが担っていることを明らかにすることができた。更に、乾癬モデルマウスの病態にPGE2生合成系が寄与する可能性が示唆された。本年度は、T細胞免疫系に焦点をあてた解析を行なうことで、特定のT細胞サブセットがPGE2産生系による乾癬病態制御機構の一端を担う可能性を見出した。その機序の詳細を更に明らかにするために引き続き解析を行なっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は計画通り、免疫系に焦点をあてた解析を行なうことでPGE2産生系による乾癬病態制御機構の一端を明らかにすることができた。したがって、本研究はおおむね順調に進展していると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
乾癬病態に対するPGE2生合成系の作用機序の詳細解明を目指して解析を継続して行う予定である。
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