Project/Area Number |
21K07137
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 50010:Tumor biology-related
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Research Institution | Miyagi Prefectural Hospital Organization Miyagi Cancer Center |
Principal Investigator |
望月 麻衣 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 研究員 (40726303)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 頭頸部癌 / 扁平上皮癌 / 頭頸部がん / 扁平上皮がん / がん幹細胞 |
Outline of Research at the Start |
申請者はこれまで、腺癌に比べて治療標的の少ない扁平上皮癌に着目して治療標的を探索してきた。その結果、分子Xを発現する細胞が、扁平上皮癌におけるがん幹細胞であることを見出し、有望な治療標的であることを報告してきた。従来分子Xはそのタンパクとしての機能が悪性度に重要であると考えられてきたが、申請者はこれまでの研究から、タンパクではなく分子XのmRNAとしての機能が重要であると仮説を立て、本計画を立案した。
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Outline of Annual Research Achievements |
がんの治療薬としては、従来から使用されてきたシスプラチンなどの抗がん剤に加え、がん特異的に発現する分子を標的とした分子標的薬が盛んに開発されている。しかし、これらは主に腺がんを標的としており、扁平上皮がんを含めたその他のがん種については、未だ有望な治療標的は多くない。申請者らはこれまで、特に扁平上皮がんに着目して治療標的を探索してきた。その結果、分子Xを発現する細胞が、扁平上皮がん(肺・頭頸部)におけるがん幹細胞であることを報告してきた。分子Xは、それ自身が扁平上皮がんの造腫瘍能・治療抵抗性・増殖能・遊走能を制御しており、分子X陽性細胞を標的とすることで、腫瘍抑制効果が認められた。しかし、分子Xがどのような経路でこれらの機能を制御しているのか、その分子機序はほとんどわかっていなかった。申請者らは、分子Xのがん特異的な下流経路を同定できれば、より治療効果の高い標的が見出せると考え、下流機構の同定を目指してきた。申請者らは、下咽頭がんを中心に複数の扁平上皮がんの細胞を用いて、分子X下流経路の探索を進めてきた。分子Xと共役する分子について、網羅的解析を行い、特にがん幹細胞に寄与する機能分子を中心にスクリーニングを実施した。絞り込みを進めた結果、タンパクYが分子Xと結合し、がん幹細胞性に寄与する可能性を見出した。現在、これらの研究結果をまとめ、論文投稿中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
論文投稿を行い、リバイスの追加実験を実施したため。
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Strategy for Future Research Activity |
研究成果の公表に務める。
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