Project/Area Number |
21K07536
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52030:Psychiatry-related
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Research Institution | Department of Clinical Research, National Hospital Organization Kure Medical Center |
Principal Investigator |
岡田 麻美 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, 研究員(移行) (30517280)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江口 正徳 呉工業高等専門学校, 電気情報工学分野, 准教授 (60613594)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | うつ病 / エクソソーム / リキッドバイオプシー / 精神神経科学 / バイオマーカー |
Outline of Research at the Start |
うつ病を初めとする脳に起因する疾患において、神経やグリア細胞など脳の細胞から分泌されるエクソソーム(脳由来エクソソーム)は、末梢血中で回収可能な脳内変化を反映する成分として注目されている。ただし、末梢血中における脳由来エクソソームの存在量は微量である。そこで本研究では、生物学と工学の技術融合により、特異的かつ高感度に回収する技術開発を目指して基礎的研究データを蓄積する。本研究で見出した新たな技術を用いてうつ病のバイオマーカーの探索を行い、臨床応用を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
うつ病を初めとする脳に起因する疾患において、神経やグリア細胞など脳の細胞から分泌されるエクソソーム(脳由来エクソソーム)は、末梢血中で回収可能な脳内変化を反映する成分として注目されている。ただし、末梢血中における脳由来エクソソームの存在量は微量であると考えられるため、本研究では、生物学と工学の技術融合により、特異的かつ高感度に回収する技術開発を目指して検討に取り組んだ。本年度は以下のような成果が得られた。 ヒト臨床サンプルでの検討に先立ち、背景因子が均一なマウスを用いた検討を行うために、うつ病様行動評価と紐づけ可能なうつ病モデルマウス由来サンプルを作成した。脳組織から回収したエクソソーム分画について、細胞種特異的タンパク質等の病態時の変化を解析した。現在細部のデータの蓄積を行っている。また、マイクロ流路を用いた血液中エクソソームのハイスループット検出を目的に、電気浸透流および誘電泳動力によるナノ粒子・マイクロ粒子の流路内での挙動を3次元観察し、その挙動から、高精度検出可能なマイクロ流路内の電極形状・配置に関する検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
高感度化を行うための標的抗体を挙げることが遅れ、標的抗体と電気的動力現象との組み合わせによる効率の評価段階に進めなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
標的抗体を挙げ、その抗体を用いて電気的動力現象との組み合わせによる効率について検討する。構築したシステムを用いて、末梢血を用いたバイオマーカーとしての有用性の検討を行う。
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