ロボットPCIにおける安全性・IVUSガイドの有効性・遠隔手術実現性の検証
Project/Area Number |
21K08113
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 53020:Cardiology-related
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
肥田 頼彦 岩手医科大学, 医学部, 助教 (20609672)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石田 大 岩手医科大学, 医学部, 准教授 (20400484)
土井 章男 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (60271839)
森野 禎浩 岩手医科大学, 医学部, 教授 (90408063)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 経皮的冠動脈インターベンション / ロボット支援下手術 / 虚血性心疾患 / 血管内イメージング / カテーテルインターベンション / 放射線防護 / 遠隔治療 / ロボット手術 |
Outline of Research at the Start |
本研究ではロボットPCIのあらゆる将来性を検証するために、①国内ロボットPCIの性能と国内治療成績を明らかにし、②わが国では使用頻度の高い血管内イメージングデバイス併用の有効性を検討し、③模擬心臓動態ファントムを用いた遠隔PCIの実験を行う。本研究の結果は、将来的な臨床現場で実際に活用できる指標およびシステム構築に大きく貢献する。
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Outline of Annual Research Achievements |
[研究1] 血管内イメージングガイド下に施行されたロボット支援下PCI (以下R-PCI)の手技関連および術後30日アウトカムを明らかにした.血管内イメージングガイド下にR-PCIを施行した患者連続102症例を対象に,後ろ向き観察研究を行った.血管内イメージングガイド下のR-PCIは合計110回 125病変に対して実施された.手技時間,透視時間,造影剤使用量,患者皮膚線量,第一術者被曝量の中央値はそれぞれ49分,16分,67 mL,0.62 Gy,0 μSvであった.全例で病変部の開大に成功し,術後TIMI flow grade = 3で終了した.術後30日間で心血管イベント(急性心筋梗塞,脳卒中)はなく,target lesion restenosisも認めなかった.[研究2] 本邦で初めて(世界では2例目に)lithotripsy catheterを用いたR-PCIの症例報告.[研究3] 血管内超音波 (IVUS) ガイド下R-PCI 58症例のIVUS画像を解析した研究.[研究4] 従来のマニュアル手技で行われた692症例とR-PCIが施行された115症例との比較解析.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2021年度に血管内イメージングガイド下に施行されたロボット支援下PCI (以下R-PCI,連続102症例,110件) の後ろ向き観察研究(上記概要の研究1)で手技関連合併症および術後30日アウトカムを明らかにし,国内学会と学術誌で報告した (Yorihiko Koeda et, al. Periprocedural and 30-day outcomes of robotic-assisted percutaneous coronary intervention used in the intravascular imaging guidance. Cardiovasc Interv Ther. 2023 Jan;38(1):39-48.).2022年度は血管内イメージングガイド下R-PCIに関する症例報告を国内学会で2例発表し,うち1例については学術誌に投稿し2023年4月にアクセプトされた(上記概要の研究2).2023年度現在は血管内超音波 (IVUS) ガイド下R-PCI 58症例のIVUS画像を解析した研究結果を学術誌に投稿し,査読修正中である(上記概要の研究3).また,待機的にIVUSガイド下に行われたPCIのうち,従来のマニュアル手技で行われた692症例とR-PCIが施行された115症例との比較解析を進めており,国内外での学会発表と学術誌への投稿を予定している(上記概要の研究4).
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Strategy for Future Research Activity |
当初はファントム模型に対してPCI支援型ロボットを使用した遠隔PCIの検証を行う予定であったが,コロナ禍の長期化に伴い海外からの機器の調達や専門スタッフが来日できる見通しが立たなくなった.その時点で遠隔PCIに関する研究は断念し、R-PCIの安全性(治療成績)と血管内イメージングガイド下でのさらなる検証を中心に行っていく方針としていた.上記概要の研究1~4のうち2件は既に学術誌に報告が終了しており,今後は残る2件の研究内容について解析,学会発表,論文投稿まで進めていく方針である(うち1件は学術誌の査読修正段階).
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)
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[Presentation] Periprocedural and 30-days outcomes of robotic-assisted percutaneous coronary intervention used in the intravascular imaging-guidance2022
Author(s)
Yorihiko Koeda, Masaru Ishida, Koto Sasaki, Sayaka Kikuchi, Shohei Yamaya, Keiko Tsuji, Takenori Ishisone, Iwao Goto, Takumi Kimura, Yudai Shimoda, Akio Doi, Yoshihiro Morino
Organizer
第86回 日本循環器学会学術集会
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